こんな風に、中国で暮らしていると、、、
郷に入れば郷に従えじゃないけど、
いろんな事が習慣化してくる。
ありえない!! おかしい!! 普通じゃない!!
そんな風に思い続けていても、前には進まない。
自分はいつも、こんな風に考えるようにしている。。。
「…もし私が中国人として、生まれて、この環境で育って、…
この習慣はおかしい、普通じゃない
ありえないと、思えるのかどうか!」
それでも、もしおかしいと思うような事であれば、
それは従うべきではないと思う。
でも、もし中国人として生まれていれば、誰でもそうするだろうな
ということに関しては、それに従うべきだと。
自分は、2年間前ニューヨークで暮らしていたことがあるが、
ニューヨークは人種の坩堝。
街の名前に世界(WORLD)とつけていいくらいの、いろんな価値観がある。
そこで考えられる、日本の常識は非常識。
そもそも常識、非常識って何だ?って思った。
今は、中国で、このような習慣を受け入れている。
むしろこんな習慣があるからこそ、
仕事がやりやすいと思うことだってある。
もともと中国は法律が厳しい。
税法だって、労働法だって、複雑である。
そして、日本よりもはるかに厳しい。
それ故に、その反面、裏の方法がまかり通る。
抜け道がある。
時々思うのは、その裏の方法をまかり通す為にあえてこんな厳しく、
複雑な法律を作っているのではないかと。
『上に策あれば、下に策あり』
この中国のことわざが
今、一番中国ビジネスの日常で感じること。
おもしろいくらい、日々これの繰り返し。
この言葉が象徴する日常に日々出会う。
中国は広い!デカイ!
昔からそうではあるが、
その国の、中央から一方的に号令が下される。
広くて、デカイ中国で、
『はいそうですか……』 と従っていることなどできない。
『はいそうですか!!』
『じゃあどのうような手を打つか!』
『どこがグレーゾーンか?!』
ということが一気に広まる。
号令よりそっちの広がりの方が早いだろう。
すべての習慣、理不尽な出来事には原因がある。意味がある。
そう思えると、どこの国をも受け入れることのできる自分がいる。
と最近はこんなことを思い、
決して切れない、怒らないように自分を抑えております。
いやあ!でも中国では本当に
いろいろあります。毎日が刺激的。
天津での日常は、ニューヨークでの
生活に匹敵するくらい刺激的。
毎日ワンクリックで応援をお願いします。
★Kenのお勧め本★
「ビジネス&プライベートで使える情報満載!!
手帳・資料編・差し替え式アドレス帳の3部構成!!」
最近、日々の生活の計画を立てる事が楽しくて仕方ありません。
エクセルで時間単位でスケジュールを管理しております。
最近、手帖のあり方について、見直されていますが、
納得させられる事ばかりです。
- 邱永漢の実務手帖 2008 (2008)/邱 永漢
- ¥1,000
- Amazon.co.jp