ちょっと、久々になってしまいました。
2007年 私(aiai)の出来事
9月下旬の緊急帰国 です。
この緊急帰国した理由というのは、
妊婦健診の際、『トリプルマーカーテスト』という
ある血液検査でひっかかってしまったからです。
これから妊娠して出産される方、
今もし、この検査をするかどうかで悩んでいる方がいらっしゃれば
参考になるかと思い書く事にしました。
その当時、旦那(ken)がmixiにその頃の状況を記していたので、
それをそのまま貼り付けることにします。
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9月末にaiaiの、妊娠検査の結果がたくさん出てきた。
外国人用の病院での検査だったので、先生はカナダ人だった。
そこである血液検査がひっかっかた。
『トリプルマーカーテスト』という、
あるホルモンの値を示すもので、 その数値が高いという。
病院から電話があり、その結果について先生が直接話したいので
来て下さいと言われた。
結果は、赤ちゃんにダウン症の可能性があるというものでした。
一番恐れていたことでした。
まさか!と思いました。
先生曰くは、さらに詳しく知りたいなら、
『羊水検査』という、お腹の中の羊水に針をさして抜き取り、
それを培養して染色体を調べるというものがあるとの事。
ただこの検査は、
流産や感染症を引き起こす可能性のある検査であるという事。
本来『トリプルマーカーテスト』というのは、
日本の病院ではやりません。
35歳以上の妊婦さんで、本人が希望する時のみなようです。
欧米では普通だそうですが、日本や中国では倫理的問題があるために。
生まれてくる命に○×はつけれないというものです。
本来ならそのような検査は受けるべきではなく、
私たちもよく知らなかったので
カナダ人の先生に言われるままに受けてしまいました。
その結果がこれです。
通常値は1/250は問題なし診断されるのですが、
それ以上の人は、羊水検査を薦められます。
aiaiは1/173でした。
その夜、二人で悩みました。
羊水検査を受けるべきかどうか??
低い確率ではあるが流産の可能性もある。
そこで翌日に北京の病院を予約して検査をうけようと決めました。
病院を予約しましたが、結局aiaiのお母さんの薦めで
日本で受けることになり、翌日すぐaiaiだけが緊急帰国。
すぐに日本の病院で検査を受けることに。
しかしaiaiは、胎盤が正面にあって、針をさすのが難しく、
通常の確率よりさらに厳しいと先生に言われ、
急遽大学病院に切り替えての往診です。
検査は無事終了し、流産も感染症もなく終えました。
この羊水検査の結果により、
子供がダウン症であるかどうかはっきりわかります。
ダウン症とは、21番染色体が1本過剰で3本あります。
その有無を確かめるもので。
検査結果に2週間を要しました。
aiaiが帰国してからの数週間は、本当に多くのことを考えました。
生まれてくる命について。
今後のこと、自分たち赤ちゃんの将来のこと。
仕事も手につかなくなり。。
そして先々週の月曜日にその結果が出ました。
結果は、問題なし。
よかったああああ!と。。
実は今回のことがあるまで、あまり子供できたという実感がなかった
のですが、今回のことすごく赤ちゃんと近くなりました。
涙がでました。
そしてすごく赤ちゃんに会いたいと思いました。
すごく会いたいと。
実は子供の名前はずっと前から決めていて、
男なら『心路(こころ)』、女の子なら平仮名で『こころ』
ずっとこころちゃん、こころちゃんとおなかの子に話しかけていました。
それでそのこころに会いたいと、すごく思うようになりました。
今はaiaiは天津に帰ってきて、
毎晩お腹のこころちゃんに話しかけています。
今回のことで、こころは私たちにたくさんのことを教えてくれました。
命のこと、将来のこと、生活のこと。。。
こころはきっと
『お父さん、お母さん、
もっと僕のことを真剣に考えてよ、
二人とものんきなんだから』
そんな感じ。
それから一昨日、染色体の結果から男か、女かが判明しました。
22対の染色体と1対の常染色体。
その最後の1対がXXなら女。XYなら男。
わが子はXY!!
すなわち男の子!!
心路(こころ)です。
来年の3月が楽しみです。
はやく会いたい!心路に会いたい!!
きっと生まれてきたら、こんな感じ!!
『はじめまして心路ちゃん、私があなたのお父さん、
その節はいろいろお世話になりました。
待ってましたよ。あなたに会えることを』
新しい命が生まれるのにいろんなドラマがあります。
生まれてからも。
自分はまたひとつ成長しました。
父親になるということ。
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今、この当時のkenの文章を読んでいても、
その当時の事を思い出して、涙が出てきそうになります。
両親、友達、たくさんの周りの方々に心配頂き、支えてもらいました。
本当に、ありがとうございました。
この出生前診断『トリプルマーカーテスト』『羊水検査』
というのは、きちんと理解し、その結果を想定して
受けるべき検査であると心から感じました。
決してカルイ気持ちで受けるものではないと。
今度、このような検査に直面する方のお役に立てればと思います。
急遽、今日からkenが2泊3日で
北京出張になってしまいました
出産まで、今回が最後の出張にして欲しいものです。
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