不定期更新でお送りしているプレイバックシリーズ。
興味あったら読んで一緒に懐かしんで下さいね。
■ 裏目に出た選手起用
チャンピオンズリーグでスパルタ・プラハに勝利し、勢いに乗るチェルシー。
プレミアリーグでもウォルバーハンプトン戦で圧勝し、アストン・ヴィラ戦も勝利。
ドローを挟んで開幕5連勝となりました(5勝1分)。
9/16 CL (A) ○1-0 スパルタ・プラハ
9/20 PL (A) ○5-0 ウォルバーハンプトン
9/27 PL (H) ○1-0 アストン・ヴィラ
そしてCLグループリーグ第2節を迎えます。
2003年10月1日
UEFA Champions League グループリーグ第2節
チェルシー v. ベシクタシュ
会場:スタンフォード・ブリッジ(ロンドン/イングランド)
チェルシー(4-4-2)/監督:ラニエリ
GK:クディチーニ
DF:ギャラス、デサイー、テリー、ババヤロ
MF:ジェレミ、マケレレ、ランパード、ベロン
FW:クレスポ、ムトゥ
sub:アンブロージオ、ジョンソン、ブリッジ、J・コール、ダフ、ハッセルバインク、グジョンセン
ベシクタシュ(3-5-2)/監督:ルチェスク
GK:O・コルドバ
DF:エムレ・A、ギアロ、ザーゴ
MF:タイフール、ジュンティ
MF:オカン、セルゲン・ヤルジン、イブラヒム
FW:パンク、イルハン
sub:クルシュンル、イルディリム、スリュン、ドゥルソン、ドブラ、メティン、ハッサン
この試合、ラニエリ監督は両SBにギャラスとババヤロを起用。
序盤からホームのチェルシーが攻撃を仕掛けます。
しかし、先制したのはベシクタシュ。
24分、ババヤロ→ブリッジの交代直後、FKのクイックスタートからイブラヒムがクロスを上げ、セルゲン・ヤルジンが合わせてシュートし、ゴール。
更に29分、O・コルドバの長いパントキックからチャンスが生まれます。
一気にチェルシーDFラインの裏を取られた為、クディチーニが一瞬躊躇しつつもPA外へ飛び出します。
しかし、先に飛びついたセルゲン・ヤルジンがクディチーニをかわして無人のチェルシーゴールにシュート。追加点を奪います。
2点を追いかけるチェルシーは、ハーフタイムにクレスポ、ムトゥに代えてハッセルバインク、ダフを投入。
50分、イルハンはオフサイドの笛を無視してゴールめがけてシュート。
前半に既に1枚もらっていた為、2枚目のイエローカードで退場。ベシクタシュ10人に。
数的優位に立ったかと思われたチェルシーですが…ギャラスが負傷。
OUTを要求するギャラス。
しかし、既に交代枠を使いきってる為、そのまま試合出場し続けることに。
結局、チェルシーはシュート13本(枠内2本)を放ったもののゴールすることが出来ませんでした。
チェルシー 0-2 ベシクタシュ
ベシクタシュはシュートわずか4本(枠内3本)。
決定力不足のチェルシーに対し、ベシクタシュは良く守り、効果的なカウンターで勝利しました。
アブラモビッチ体制になって初めての敗戦は、ホームでの敗戦となりました。
CLグループリーグ第3節の相手は、マンチーニ監督率いるラツィオ。
グループG1位のイタリアのクラブに対し、勝利することが出来るのでしょうか?
早くも正念場がやってきました。