フェリポンへの期待と不安 | Chelsea×Roma

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EURO2008でポルトガル代表率いるルイス・フェリペ・スコラーリ監督。


同監督が7月よりチェルシーの監督に就任するとチェルシー公式サイトで発表されました。


グラント前チェルシー監督(もはや懐かしい名前?)が去り、3週間経っても新監督が発表されませんでした。


その為、新監督はEURO2008で代表を率いる監督だと推測された方は多かったのではないでしょうか?


なぜこの時期に発表?という疑問もありますが、カルバーリョの移籍を希望するニュースと少なからず関係あるのかもしれません。


ところでフェリポンという愛称で呼ばれる同監督ですが…


1948年11月9日生まれのブラジル人。

2002年日韓W杯でブラジル代表を率いて優勝。

EURO2004でポルトガル代表を率いて準優勝。

2006年ドイツW杯でポルトガル代表を率いてベスト4。


代表監督として素晴らしい実績を上げていますね。


人身掌握が上手く、攻守のバランスが良いチームを作るイメージがあります。


それに規律を重んじるらしいので、チェルシーに合ってるかもしれません。


フェリポンの人脈を活かせば、今夏、チェルシーは優秀なブラジル人orポルトガル人選手の獲得が出来るかも?という期待もあります。


そう考えると、色々期待も膨らみます。


ただ…欧州クラブの監督未経験なのが気懸かりです。


ブラジルで輝かしい実績を残し、2004-2005シーズンにR・マドリードを率いたヴァンデルレイ・ルシェンブルゴをつい想像してしまいます。


それに英語が話せるのかも気になるところです。


メディア対応も大丈夫なのでしょうか?


そう考えると、色々不安にもなります。


とはいえ、監督としての能力は誰も疑う余地の無いところでしょう。


アブラモビッチ体制後、ラニエリ、モウリーニョ、グラントで築き上げたチェルシーの歴史に新たなページを加える事が出来るのか…?


様々な想いを抱きつつ、新シーズンの開幕戦を待つとしましょう!