14日、サッカー・日本代表オシム監督は、キリンチャレンジカップ2007・カメルーン戦(8月22日)に臨むメンバーの内12名を発表しました。残りは今週末のJリーグの試合後に発表するとのこと。
カメルーン戦 日本代表メンバー(※14日発表分)
GK:川口能活(磐田)、楢崎正剛(名古屋)
DF:中澤佑二(横浜FM)、田中マルクス闘莉王(浦和)、加地亮(G大阪)、駒野友一(広島)
MF:橋本英郎(G大阪)、遠藤保仁(G大阪)、中村憲剛(川崎)、鈴木啓太(浦和)、阿部勇樹(浦和)、今野泰幸(FC東京)
・・・発表されたメンバーの中にFWがいませんね。
エースストライカーの高原はブンデスリーガ(ドイツ)が開幕したので参加出来ない為、調子の良いFWを起用しようという考えでしょうか?
オシム監督は記者会見の場で記者から、「残りのメンバーはこれまでに選ばれていない新しい選手がたくさん入るのか?」というサプライズを期待するかのような質問を受けました。
それに対しオシム監督は、ジャーナリストにはプレッシャーをかけてメンバーを変えさせるものがあると述べた上で、「われわれスタッフも、それから皆さん方ジャーナリストも同じ目線で選手に対して、観察できるようになるのが理想だ」と述べました。
メディアは基本的に話題性(サプライズ)を求めたり、ヒーローを作りたがります。
ただ、それに現場が動かされては、良いチームを作る事は出来ません。海外の代表チームでも有名な選手が代表選考から漏れる事はあります。
チームやグループで見た場合、どの様な選手が代表に必要になのか?・・・その視点からメディアもアプローチかけていって欲しいものです(そういう記事がないとは言いませんが)。
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