東京でひとりの夜。
すっかりおひとり様が板についた34歳。
肌寒かったのでホテル近くにおでん屋さんを探した。
ええとこ見っけ!
関西ではおでんの具に牛すじが入っているから鰹と昆布でおダシをとっても牛すじに少し味が左右されたりする。
でも東京のおでんは牛すじが入っておらず、
和だしそのものの味がする。
美味しかった〜!
おひとり様は話し相手がいないから飲んだり食べたりするスピードが早い…
私はひとりじゃなくても早いが…
カウンターに座らせてもらい、
ピース綾部似のお兄さんがカウンターの中から話しかけてくれたりしてくれていた。
メニューにあるお刺身はんぺんなんて今まで食べたことないと言うと切れ端を味見してくださいとサービスしてくれた。
ええお兄さんや〜!
そして、関西にはないちくわぶを食べてみた。
テレビでしか見たことがなくスーパーでも見かけたことがなかった念願のちくわぶである。
感想は、
……うーん…はんぺんのがええ。
関西で売れへんのわかる気がする。
歯ごたえも味のパンチもない感じ。
次また食べたいかっていうといらんかな。
調布に引っ越した高校時代の友達がこっちで手に入る牛肉の種類が少ないと言っていた。
お好み焼きに入れるため牛すじとこんにゃくを濃い味で煮込みたかったが、牛すじが見当たらんかったことがあると。
関西で牛すじはおでんに粉もんに大活躍である。
関東では活躍の場がないようだ。
それに牛肉の部位ごと種類も少ないと愚痴っていた。
日本国内と言えど所変われば食材のニーズも変わるもんである。
さて、家帰ろかな。
東京さん、楽しかったよ、ありがとう。