ひねくれ女、オランダへ嫁いでみた ー年の差婚・出産・育児ー

ひねくれ女、オランダへ嫁いでみた ー年の差婚・出産・育児ー

こじらせ独身期間が長かったせいか、天性の性格か。。。
ひねくれた私がオランダへ嫁ぐことになりました。
それにまつわる私自身のことを活字で残していきたいと思います。


ただいま日本に帰国中。
わかっちゃいたけど母が大変。
そして、私も大変。

親孝行をするために帰ってきたが
いかんせん耳が遠い母なので
コミュニケーションがとれない。
補聴器はウン十万もするやつをいくつか買ったが
母にぴったりくるものがなく
いつしかつけなくなった。

ネットで見かけた電池交換不要の集音器をプレゼントした。
見た目はヘッドホンでソーラー充電だから
装着したら起動する優れもの。
ただし!
位置がズレたりして母の耳にハマってないと
耳を塞ぐことになり余計に聞こえていない。

外出先では老人虐待さながらに
耳元で叫ばなければならず
はっきり言って恥ずかしい。
それがホンマに嫌。

楽しく会話したくても
何度も同じことを言わされ
何度言っても伝わらず、
自分が聞こえないから話し声も大きくなり
そういう場合は外出先で大体失礼な発言が多く
本当にイライラする。

子供たちのやりたいこと
母にしてあげたいこと
自分がしたいこと
子供に体験させたいことに
長女次女に加え母を連れて行くことが
本当に難しい。
レネさんもいるが日本語ができない
日本で運転ができない時点で効率が悪い。
私が率先して動きレネさんに指示を出すが
言うのも疲れるときがある。

耳が聞こえていても社交的で人付き合いが下手くそな母。
下手くそというより人の好き嫌いが激しく
人を嫌い自分も嫌われるパターン。
もう少し他人を受け入れる余白があれば
友達もいたはずである。

おかげで全ての娯楽や時間潰しを私と姉に依存する。
ハッキリ言って重い…
歳をとっても自分の友達付き合いを保ち
家族とはまた別の社会と繋がっていたいし
母のようにはなりたくないと強く思う。

ひとりでだって本を読んだり
体を動かすこともできる。
それを母は辛気臭いという。

私は仏とは正反対であり、母にも素っ気なくなる。
何度も同じことを言っても無駄で
姪っ子たちとさっき話終わった内容と
全く同じことをいきなり言い始めたり
これが毎日続くと私も笑えなくなる。
たまには母抜きで出かけたい。

母に素っ気ない自分の姿を娘たちに見せたくない。
でも私にも限界がある。
そんな私の姿を見てか、
娘たちと母の間にビミョーな距離がある。

2度の脳梗塞と多分認知もあり
以前の母ではなくなった節がある。
友達にお土産に渡そうと思っていたものを
勝手に開けて食べたり、
食への貪欲さが顕著である。

認知症になると若い頃
食べることに苦労した人は食への異常な執着を見せ
お金がなく行きたいところに行けなかった人は
徘徊するようになり
言いたいことを我慢してきた人は
暴言がひどくなるという記事を読んだ。
正しく母がそうである。

親孝行しようと思い帰ってきたが
老人虐待する人の気持ちがすごく理解できる。
時間に限りがあるから我慢はできるが
毎日これが続くと思うとゾッとする。
姉が距離を置く理由も理解できる。

私の羽はいったいいつ伸ばせるんや…