地方都市の衰退が進んでいる。
昭和の時代に幹線だったところも施設や設備の統廃合ですっかり静か。
ここは秋田県の大館駅。2005年の撮影とある。
こ線橋から遠くに転車台が見えた。
機関区があってD51やC61が出入りした。
構内は縮小され、転車台がポツンと残されていた。
写した頃でも、もう使われる機会がなかったのかも知れない。
こういう風景を見ると訪ねてみたくなる。
今でも地図では転車台があることになっている。
大型蒸機が載った姿を想像してみたい。
走り抜ける列車を写すのもいいけど、たまにはこういうところも訪ねてみたい。
深浦、東能代、横手、荒屋新町、三厩。
わび、さびの世界がありそうだ。