令和6年の冬木沢詣りも、本日から無事に始まりました。
近年は、空也上人の開山堂(R4)閻魔大王の十王堂(R5)と、毎年のように再建ラッシュが続いていました。
本年は、10年間仮堂だった奥の院を再建しました。
奥の院には、下の写真のように、参詣の皆様により、亡き人をお迎えする印である経木塔婆が、本尊様の左右に並んで立てられています。
冬木沢の奥の院は、お迎えのしるしを立てるためのお堂として、大切にされてきました。これからもその役割を果たしていければと思います。
このように立てられた塔婆は、毎日午後1時からの法要のためいったん集められ、法要の場に移されます。そして法要の中で、僧侶が塔婆に記された故人の名前を読み上げ、供養されます。
お塔婆に記された故人のお名前を、このように、一枚一枚、一人一人、読み上げていきます。
ですので、読みやすい字だと助かります(笑)。
福島県も今日ようやく梅雨明けして、明日からは気温も上がるようです。
明日以降語予定の方は、熱中症にお気をつけてお詣りください。