5日といえば空也念仏踊りですが、既報の通り、今年は感染防止の観点から中止としました。踊りがあると思って来た人もほとんどおらず、混乱なく中止を迎えることができました。
しかし、コロナといえども、空也上人への報恩と会津高野山に集まる精霊への供養を欠かすわけにはいきません。そこで本日は、最低限の仏事のみを行いました。
例年は導師を含めて9〜11人の念仏衆が踊ります。全員在家です。今年は念仏衆から導師1人と、八葉寺僧侶2人が出仕して、計3人で勤めました。踊りは無く、導師による祭文(さいもん。法要の趣旨を述べる)と、般若心経、十念(「南無阿弥陀」の念仏を十回となえる)のみです。