我が家の一人息子じょん君・・・。ブタネコ


毎年10月といえば・・・じょん君が(もしかしたら)年に一度親孝行が出来るかも知れない季節・・・(じょん君の親孝行の内容を知りたい人はこちらをクリック!)


しかし残念ながら、今年は彼の切なる願いが叶うことは無かった・・・ダウン

失意の内にこれからの1年を過ごさねばならず、心なしかその猫背な背中に力が入っていないように見えるのは気のせいだろうか・・・?汗



ところでこのじょん君、この世に生を受けて早10年7カ月・・・人間で言えば既に還暦を過ぎた、いいオッサンだ。


当時住んでいたO田区O森駅近くのペットショップ「ジャン・ピエール」・・・ふざけた「おフランス野郎」のようなネーミングだが、こちらはプードルのブリーダーとしては日本でも有数の名店らしい・・・しかし犬には全く興味の無いあいぞう夫婦。この店頭で弱弱しくもラブリーな笑顔・・・(別にチシャ猫のように笑ったワケでは無いが、私には微笑んだように見えた!)結局フラフラと店内に吸い寄せられてしまった。ドキドキ


その1週間前に、「乳母日傘おんばひがさ」で大切に育てていた先代猫だみあんが、闘病生活の後にあえなく死亡・・・「子に先立たれ、肩をガックシ落とした夫婦ダウンの私達にとって、だみあんと同じチンチラシルバーの男の子で、小さくて柔らかくて、か細いけど温かい仔猫を、お店でちょっと抱っこしてしまっただけで二度と手放せなくなってしまった。ブタネコ


その日の内に、我が家に迎え入れることになったのは言うまでも無い。ラブラブ


名前は・・・だみあん君の弟分だから、じぇいそん君とした。アップ

(2人の闘いを見ることが出来ないのは残念なこと・・・)


このじぇいそん君、お店では大人しく、プルプル震えながら私に抱っこされていた。

主人が抱っこした時には、か弱い爪で服をつかみながら「にぃ~にぃ~音譜鳴いてしがみついていた・・・。



嗚呼、それなのに~あせる



旗我が家に到着するやいなや、突如、獰猛な暴君へと変貌した様は、まるでエリカ様むかっ


旗少しでも気にくわないご飯が出ると、火吹きゴジラの如く暴れる様は、まさに河原乞食の血筋~むかっ



◆あいぞうの享楽的日常◆
◆美味いメシ出さんかい~!!!出さんと火ぃ吹くでぇ~!メラメラ



私が彼の「しもべ」となるまでに、そう日数は掛からなかった・・・。(号泣あせる


よく人様から、「なんで”じょん”なワケ?」と命名の由来を聞かれる。

人を良く襲うから、じぇいそん君という名前を付けたものの・・・

いつの間にか「じょん」という名に変遷したのは、特に理由など無い。(いい加減っちゃぁ、いい加減だな)


なんとなく「じょん」の方が呼びやすいからだ


我が家の将軍様、ジョンイル・・・イヤ、じょん君・・・。ドクロ


病気一つせず、これまで去勢手術とワクチン接種以外に病院にお世話になったことは1度のみ。

2年半前の引越前夜、家中がダンボールだらけになり(なんたって250個・・・天井まで山積み状態)何となく異変に気付いたのか、動悸が激しくなり、夜中に病院に行って鎮静剤を打ってもらったことがあったが、それ以外に病院へお世話になったことが無いほどの健康体!音譜病気がちだった先代猫と比べると、十分に親孝行な猫と言えよう!健康は何よりだ!クラッカー


ベルそんな縦横無尽に我が家を闊歩し、ブタネコ

ベル河原乞食のように意地汚く、ブタネコ

ベル自由奔放に私を愚弄する彼だが、ブタネコ


何故か突然、今週に入ってから動きが緩慢になり、

良く良く顔をジックリ見ると、左目から涙だか眼ヤニだかが常時出ている。汗


日に日に眼が辛そうになってきたので、とうとう昨日、病院に連れて行くことにした。DASH!


こういう日のために、ずっと前から近所の動物病院の評判などをあらかじめリサーチしておいて良かったアップ(備えあれば憂いなし、とはこのコト!)


徒歩5分の場所にある、結構大き目の動物病院。

土日祝日も夜8時までは通常営業、8時以降は事前予約制の夜間診療もしてくれるらしい。合格


土曜日の夕方、重いじょん君を担いで主人と共に行ってみると、結構な混雑だ。

しかし、担当医のボードを見ると、獣医師4人、そして看護師(っていうのかな?)も数人いるし、受付や会計にもスタッフさんがいる。繁盛しているみたいだし、清潔感があって明るい病院で、ちょっと安心・・・しかし、じょん君は緊張からか固まっている・・・。


初診なので、飼い主と患畜のデータを記入せねばならない。

その中に「ペットの性格」という欄があった。

私は迷わず「獰猛」と書こうとしたのだが、主人に止められた。


せめて、「良く噛む」とか「爪でひっかく」とか程度にしとけば?


と言うのだが、これから長いことお世話になるかも知れない医師に対して虚偽を記載してどうしようと言うのだ!ここは最初から正直に申告すべきではないのか???DASH!


・・・しかし、主人の言い分はアッサリ聞き入れられた。


何故なら、「獰猛」という漢字が書けなかったのだ・・・

(漢検準1級持ってるんだけどね・・・書けなかったよ・・・涙あせる


そして待つこと15分・・・「じょんちゃん、どうぞぉ~」・・・(「じょんちゃん」って誰よ?)と呼ばれた。じょん君の高まった緊張感がこちらにまで伝わってくるようだ。ドクロ


小さな病室に入ると、若い男性獣医と、ピンクのコスプレ制服の看護師さんが笑顔で迎えてくれた。早速、診察に入る。


素人の私達に、診察や検査の内容説明、何故その検査をするのかや手順、今、何を彼にしているのか・・・など。親切丁寧で安心出来た。音譜


・・・が、本人(本猫)にとっては拷問極まりなかったに違いない。ドクロ



◆あいぞうの享楽的日常◆
◆生まれて初めて、目薬を点されるじょん君。

 「やめろ~!滲みて痛いじゃないか~!むかっ



◆あいぞうの享楽的日常◆
◆なんでオレがこんな目に・・・(左目から黄色い涙を流すじょん君汗



角膜を染色して何か異常が無いかどうか検査してもらったが、

潤いも問題なし、逆さまつげも無し、傷も全く無し・・・ということで全てクリア~!ドンッ


多分、何かの拍子にホコリでも入って、眼がウルんだのだろう、とのことだった。

いやぁ、ちゃんとプロに診てもらって、大したこと無いって判ると、ホント安心だ!

良かったねぇ、じょん君!音譜


しかしだ!!!アップ


せっかく病院まで来たんだし、ついでに色々なことをやってもらおうかね!メラメラ


ということで、じょん君の意思は全く無視して、爪切りとワクチン接種もしちゃうことにした。また別の日に連れてくるのも面倒だしな。DASH!


特に爪切りは必須アイテムだ!

自宅で彼の爪を切ろうとすると、尋常では無いほどの暴れ方で防御する!

お陰で私が流血騒ぎになる!ドクロ



◆あいぞうの享楽的日常◆
◆オレ様に触るんじゃねぇ~!!!

 触ったら噛むぞ~!!!呪うぞぉ~!ドクロ


しかし、彼は無類の内弁慶モノ・・・。

美容院に行っても「じょん君は大人しくて可愛いわねぇドキドキと褒められることしばしば。

「えっ、それって誰のことよ???」



◆あいぞうの享楽的日常◆
◆暴れた時用にバスタオルでがんじがらめにして押さえつける看護師さんと、丁寧に爪を切るトリマーさん。若くて可愛いお姉さん2人にお世話して貰って、じょん君、もしかして鼻の下を伸ばしているのか?残念ながらこちらから確認出来ず・・・。(結構イヤがっていたが、案の定暴れることは無かった。っけ!むかっ



◆あいぞうの享楽的日常◆
◆ワクチンまでに念のために検温。向きを変えて、肛門に体温計を入れられる直前のじょん君。緊張感に漲っている・・・。「な、なんで検温は男の先生なワケ???」(じょん君、心の叫びむかっ



◆あいぞうの享楽的日常◆
◆お尻の穴に、何か異物が・・・超違和感!(遠い目をしながら)


体温に問題は無かったので、いざ、5種混合ワクチンを接種!


先生:「ちょっとチクってするけど、男の子だから我慢してねぇ~!」


・・・男の子というよりも既にオッサンだけど・・・

しかし、小児科じゃないんだし、猫に向かってワザワザ言わなくても・・なんて丁寧な獣医師なんだ~!



◆あいぞうの享楽的日常◆
◆これまでの人生の中で一番不幸なオレ・・でもまぁ、若い看護師さんの体に埋もれて悪い気はしないな・・・。(セクスィ~部長風じょん君ラブラブ


お注射も終え、「じゃぁ、これで終わりですよ!」と言う医師の言葉が判ったのか、一瞬でも早く帰りたい彼は上手に後ろ脚で診察台をキックし、放物線を描くようにしてキャリーバッグの開いた上蓋の中に飛び込んだ。ロケット


「あっ、飛んだ~!合格と、獣医師と看護師さんが無邪気に手を叩いて褒めてくれたが、じょん君は既にバッグの中で固まっていた・・・ホント、内弁慶なヤツめ!DASH!



ということで、じょん君の久々通院日記は、これにて完了である。アップお疲れ様~



しばらくの間は、自宅でも日に数回点眼するようにと目薬を貰ってきた。目

早速主人がじょん君を抑え、私が点眼したのだが、思いの外暴れることも無く、大人しくされるがままだったのはちょっと意気消沈・・・。



そして一夜明けて本日。くもり



◆あいぞうの享楽的日常◆
◆目薬が効いたのか、目の充血と涙が治まったように見える。目

 「病院なんて、もう二度とゴメンだぜ~(でも若い看護師さんには逢いたいかも)」


いつも暴君な彼・・・病気は困るが、ちょっと弱ってくれている方が私は嬉しい・・・。音譜


そして、昨日しっかり爪切りをして貰ったお陰で、どんなに暴れられても私に被害は無し!

しばらくは「しもべ」にならずに済みそう~しめしめ・・・


しかし、この天下も彼の爪が復活するまでの間だけ・・・。

やはりここはコンスタントに爪切りに担いで行かねばならないのか・・・。

爪切り代は525円と格安だが、5.8キロの物体を一人で運ぶのは至難の業・・・。ブタネコ

(一般的なチンチラシルバーの男の子よりも若干重いんだろうだ・・・食べ過ぎだな・・・)


平穏な日々を取るか、往復10分、重さに耐えるか・・・。

究極の選択!ここが思案のしどころだ!どうする、あいぞう???


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