参加して下さった
フットニングセラピストの
聖子さん:「もともと看護師だったので、
いろんな人の足を見てきたんです。
いろんな人の足を見てきたんです。
でも、医療的には、足はあまり重視しない。
医療は命が第一優先なので、
『歩くのと命どっち取る!?』っていうと
命の方になる。
『歩くのと命どっち取る!?』っていうと
命の方になる。
あと、保険点数の絡みもある(苦笑)
…なので、医療的に足って、
ほとんどやらないんですね。」
聖子さん:「少子高齢化、かつ、
国も在宅医療を推進している中で、
動けなくなってしまう期間が
長ければ長くなるほどしんどくなる。
国も在宅医療を推進している中で、
動けなくなってしまう期間が
長ければ長くなるほどしんどくなる。
だから、
『歩く』ってすごく大事。
歩かないことには、
自分の意思で行動することができない。
『死にたい』と思っても、
死ぬ権利さえなくなってしまう。
死ぬ権利さえなくなってしまう。
少しでも長く自分の足で歩いて生きていく。
今、『100年人生』ってよく言っているけど、
あれだって『歩く』が前提でしょ?」
愛子:「えぇ、健康寿命が
どれだけ長いかですよね。」
聖子さん:「しかも、『健康寿命』って、
平均75歳までなんだよね。
100歳まで生きるなら、あと25年ある。
ここを歩いて生きていけるか、
車椅子で生きていくか、
寝たきりで25年生きるか。
それはその人次第。
それにはやっぱり、『歩く』が必要。
でも、皆がバリバリ歩けるように
なってしまうと、
病院来なくなっちゃう。
病院来なくなっちゃう。
うっすらぼんやり
歩けるか歩けないかぐらいで、
『先生~、湿布が欲しいんですけどー』って
くらいの人が欲しい。ちょうど儲かるから。
『先生~、湿布が欲しいんですけどー』って
くらいの人が欲しい。ちょうど儲かるから。
だから、『運動しなさい』とは言われるけど、
『足に気をつけなさい』とは言われない。
『足に気をつけなさい』とは言われない。
ずっと看護師として働いてきて
よく言われたのが、
『この足何とかして下さい』ってこと。
『この足何とかして下さい』ってこと。
本人も家族も介護士さんも爪切れない、
病院行っても抜かれるだけ…。
だから、下手すると
羊の角のようにグルグルした爪が
指の上に乗っていたりとか、
羊の角のようにグルグルした爪が
指の上に乗っていたりとか、
もう10年ぐらい切っていなくて
爪が指の後ろまで回っている人もいる。
そんな感じで、
歩けなくなってしまっている人たちが
結構多かった。
歩けなくなってしまっている人たちが
結構多かった。
そんな状況を目の当たりにし、
フットの学校を探して通ったの。
フットの学校を探して通ったの。
私はケアマネもやってたので、
フットと看護師とケアマネ、
1人で3役は時間的にも無理だと思った。
フットと看護師とケアマネ、
1人で3役は時間的にも無理だと思った。
看護師とケアマネは
資格持っていればいつでもできる。
でもフットだけは、
思いも技術もないとダメだ、
と思って全部捨てて、
と思って全部捨てて、
フット1本にすることにしたの。
やってみると、
高齢者の方の足は、本当にひどいの。
高齢者の方の足は、本当にひどいの。
葬儀屋さんと知り合いになったんだけど、
『足の爪が凄くて足袋が履かせられないから、
この人は本当に
『足の爪が凄くて足袋が履かせられないから、
この人は本当に
三途の川を渡って行けるんだろうか…?』
って話を聞いた時、衝撃だった。
その人の足を見て、
ちゃんとやれば、良い爪が生える。
だから、新しい爪が出てくるように、
切ったり削ったりしてケアしていく。
ちゃんとやれば、良い爪が生える。
だから、新しい爪が出てくるように、
切ったり削ったりしてケアしていく。
普通の爪切りでもできる。
ただ、切り方があるんです。
ただ、切り方があるんです。
そうやっていく内に、
爪が変われば、歩けるようになる。
痛くもなくなるし。
爪が変われば、歩けるようになる。
痛くもなくなるし。
あとね、爪って3ミリ以上厚くなると
爪の役割を果たさなくなるの。
だからそれを良い爪が生えてくるように
薄くするの。
すると、ちゃんと生えてくるようになるの。
良くなってくると、
『もうちょっと歩けるんじゃない?』
『もうちょっと歩けるんじゃない?』
ってなってきて^^
あと、地域で『介護予防』の講師に
呼ばれたりとかし始めたんです。
その時たまたま、小さい子の足を見た時に、
子どもの足が高齢者より悪かった(苦笑)
子どもの足が高齢者より悪かった(苦笑)
ほとんどの子が足の指を使っていないから、
『浮き指」になってしまっているの。
色々話を聞いてみると、
どうも、家庭用ゲーム機が出てきたあたりから
どうも、家庭用ゲーム機が出てきたあたりから
増えてきているみたい。
あとは地域によっても違って、
中高生がローファーで通学している地域と
そうじゃない地域の子の足も違う。
中高生がローファーで通学している地域と
そうじゃない地域の子の足も違う。
技術は高齢者の方で磨くけど
本当に必要な人たちは
高齢者の方達だけじゃないな、って気づいた。
本当に必要な人たちは
高齢者の方達だけじゃないな、って気づいた。
若い人。
とくに、30代後半~の
今バリバリ働いている人。
子どもを診ようとしたら、
必ず親がついてくる。
高齢者の方を診ようとしても、
必ずその子どもがついてくる。
必ず親がついてくる。
高齢者の方を診ようとしても、
必ずその子どもがついてくる。
この『(子どもの)親』や
『(高齢者の方の)子ども』の世代が
『うん』と言わない限り、
子ども世代と高齢者世代のケアは
『うん』と言わない限り、
子ども世代と高齢者世代のケアは
できないんだよ。」
愛子:「たしかにね;」
聖子さん:「だから、
30代後半~40代・50代のケアも
やっていきたいんだけど、
やっていきたいんだけど、
その人たちって足見せないんだよね。
でも結構ダメなことが多い。
足の使い方が悪い。
だからよく見ると、
頭振って歩いている人とか、
ブカブカの靴を引きずるようにして
頭振って歩いている人とか、
ブカブカの靴を引きずるようにして
歩いている人とか、
かかとの軸が安定していない人とか…
かかとの軸が安定していない人とか…
…そういう人たちは、
そのうち足がダメになってしまうのね。
そのうち足がダメになってしまうのね。
軸がないから。
そこを追求していったら、
『あ、軸だ!』って思って、
『軸を調整するにはどうすれば良いか?』
という観点でやっていった^^
オーダーメイド感覚。
基本的なやり方はあるけど、
基本的なやり方はあるけど、
最終的にはその人の足を実際に見て判断する。
あとはその人の理解力やメンタルによっても
変えています^^」
恭子さん:「どんな感じで
されているんですか?(ワクワク)」
聖子さん:「まずは1回来てもらって、
ここであらかた改善しちゃうの。
プラス、それを維持するために、
足の爪の形が大事なの。」
足の爪の形が大事なの。」
恭子さん:「ネイルはして良いんですか?」
聖子さん:「良いけど、トラブルのある人は
できればジェルは止めた方が良い。
ポリッシュか、シールで。
できればジェルは止めた方が良い。
ポリッシュか、シールで。
ジェルで固めてしまうと、
足が歩く時の衝撃を爪が受けとめづらくなる。
足が歩く時の衝撃を爪が受けとめづらくなる。
だから、足のジェルネイルは
できれば止めた方が良いの。」
できれば止めた方が良いの。」
聖子さん:「それをやりつつ、
『あなたの場合は、ここをほぐして下さい』や
『こういうことをやってみて下さい』と
アドバイスして、
1か月後や2か月後に
1か月後や2か月後に
それが正しくできているかどうか、
を確認していきます^^」
恭子さん:「歩き方も教えてくれるんですか?」
聖子さん:「歩き方はね、
指がちゃんと使えるようになったら、
自然にできるようになるから。
自然にできるようになるから。
身体は自分のために生きているんだから
あなたが悪くなることを望んでいない。
ただ、筋肉の付き方が
それをせざるを得ない状態に
それをせざるを得ない状態に
なってしまっているだけ。
そこの原因を探り出していく^^」
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…高橋聖子さん、
ありがとうございました😊
【高橋聖子さん】
活動拠点:東京