港区の区立幼稚園の入園式がありました!

(バタバタしていてアップが遅れてしまった💦)

良いお天気で、桜が咲く中、子供たちは可愛くて、とっても良い入園式でした。

印象的なのは、ついこの間まで、入園式はいつも、子供と保護者でいっぱいで、お部屋から溢れるくらいぎゅうぎゅうだったのが、スペースにすごい余裕が出てきたこと。

園児が減ったんだなあ、というのを体感してしまいました。






区立幼稚園は園児が減っていて、存続が難しい園が出てきている状況です。
令和2年に1155人でピークだったのが、令和4年には833人に激減。

港区の0〜5歳児の人口自体が、5年で2000人ほど減っているのですが、共働き率が約8割という状況。
幼稚園を希望しても「保育時間が就労時間と合わない」が、幼稚園を選べない理由の一位。当たり前ですが。

保育サービスを保育園と同等に拡充して、保育園と幼稚園を一体で整備するべき、と訴え続けて10年以上。

延長保育がやっと全園でつき、お弁当配送支援もやっと実現したのですが、夏休み保育を全園でやるのも、延長保育を伸ばすのも、朝の預かり保育をやるのも、当然やらないと、もうあと数年で、本当にどこも園児がいなくなってしまうと思う。

区立幼稚園の乳幼児教育の質、園庭なども本当に素晴らしい環境なので、存続させていくためには、現実に合わせた計画が必要です。
一方で、保育園の方は、まだ保育に困る人たちからの相談をいただくし、病児保育や一時預かりは足りないし、夏休みだけ幼稚園から保育園預かりも多いし。。アンバランスだなあと思う。

10年以上、この「縦割り」と戦い続けています。

保護者の就労状況にかかわらず、子供の障害の有無にかかわらず、すべての子供が、良質な乳幼児教育と保育サービスを受けられるようにすることが、私の願いです。



#港区 #港区議会議員清家あい