こんにちはー。
急に寒くなってきましたね
色々、ブログに書かないとーと思っているものの、なかなかPCまでたどり着けず。。すみません。
でも、これはお知らせしておかないと!と思い、取り急ぎ、書きます!
今年8月に、国連から日本政府に対し「障がいのある子どもに対しインクルーシブ教育の権利を」という勧告が出され、ニュースになっています。
この問題に10年以上、現場の真ん中で関わってきましたが、障がいのあるないにかかわらず、もう少し多様な「教育」を選べる権利を認めていくことが必要なんじゃないか、と思っています。
インターでも、イエナプランのようなオルタナティブ教育でも、フリースクールでも。
もっと選択肢を広げていくべきじゃないかなと。
公立の小中学校の現場の疲弊、コロナ禍で荒れる現場も見てきて、今の教育制度のシステムの限界も感じます。
普通級では、手が足りなくて、障がいのある子に手厚い支援ができないので、教育委員会は、「特別支援学級」や「特別支援学校」などの分離型に行くように勧めるし、そちらに予算がついていきます。
普通級で、障がいのある子を受け入れるための環境を整備する方向に、予算が行かないので、「インクルーシブ教育を望んでいるけれど、この現状では、普通級に通わせるのは子どもがかわいそうかな」と、ためらう保護者も多いと思います。
でも、「分離」させることは、世界の潮流の逆を行くものだし、社会のあり方に関わる話です。
そこを考えて、教育委員会と戦ってでも「普通級でインクルーシブ教育を」と願う保護者もいます。
そんなことがずっと続いてきましたが、根本的な改革をしないまま、対症療法に始終してきて、今回の国連の勧告に至っていると思います。
最近、日本の「教育」のあり方に危機感を覚える方々から、面談のご希望をよくいただきます。
今日も熱いご意見をいただいて、目が覚めるような思いがしました。
コロナになって、直接、意見交換をする場があまりなくなっていたので、こういう風に直接、ご意見いただく場が大事だなあと思いました。
今度、そういう意見交換の場を作ろうと思います!
障がいのある子どもの就園・就学ホットライン!
☆障がいのある子どもの就園・就学ホットライン2022☆
日時:2022年11月1日(火)10時~16時
当日の電話番号:03-6811-2219
例年、東京弁護士会及び第二東京弁護士会で実施をしている就園就学ホットライン(弁護士無料電話相談会)が、今年さらにバージョンアップします!
昨年までは、医療的ケア時に特化したホットラインを実施していましたが、好評につき、今年からは対象を広げ、障がいや病気(医療的ケア含む)を理由に就園就学につき課題を抱えたお子さんに関する相談を受け付けます。
・地域の小学校に行きたいのに支援学校を勧められていて地域の学校への入学の話が進まない
・医療的ケアを理由に保育園や幼稚園に入れない
・園や学校から付添を求められている など、就園就学に関するご相談なら、どのようなことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。
詳しくは、下記もご参照ください。
(東京弁護士会)
https://www.toben.or.jp/know/iinkai/children/news/111.html
(第二東京弁護会)
https://niben.jp/news/event/2022/202210073635.html
全国どこからでもご相談できます!
東京にお住まいでない方でも、ぜひご活用ください!
”読み書きの困難”の簡易アセスメント 開催!
こちらは、画期的な取り組みです!
認定NPO法人エッジが主催、港区教育委員会の後援で、「読み書き困難の簡易アセスメント」の説明会と集団アセスメントが、ヒューマンぷらざで開催されます!
全て無料です。
読み書き困難なお子さん、例えば、読むスピードが遅い、漢字が書けない、意見は言えるのに書こうとすると書けない、などなど。
こうしたケースは、人口の10%近くいるだろうと言われている「発達性ディスレクシア」の可能性もあります。
こうした困難さに対しては、ICTでサポートするなど合理的配慮があるだけで、本人の苦痛は飛躍的に解消され、学びがスムーズになり、学校生活も楽しいものになっていくと思います。
LD(学習障害)のお子さんの50%以上が不登校を経験すると言われているので、不登校は確実に減ると思います。
娘の学校の勉強を見ていても、私たちの時代と、漢字の書き順が違っているのですが、漢字の書き順てなんのために覚えるんでしょうかね??
文字もPCで打つ時代にますます意味がわからないような。。
話がそれましたが、昨年度、白金の丘ホールで2回、説明会を開催し、140家族が参加されたということです。
お子さんがチラシを見て、「僕はこれだから、行こう!」と言って、保護者を連れてきた家庭もあったそうです。
ぜひ、関心のある方はご参加ください!
詳しくはこちらです。
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