今日の視察のご報告。
麻布十番駅上の一の橋公園の地下でやっている
「古川地下調節池取水施設工事」の視察に
会派の議員&大塚都議と一緒に行ってきました
4年前から一の橋公園が閉鎖されて、
「いつ工事終わるの~?」と、よく近所の人たちから聞かれる
この工事。「だいたい、何の工事なの?」とも。
平成11年の集中豪雨で、古川が氾濫して、
浸水で近隣のシャッターが破壊されたりしたのが報道されてたの
覚えてますか?
その後も17年までに8回の主な水害があって、
駅に水が流れ込んだり。
(記者だったとき、報道に携わって、
「うちの実家のとこだ~!!」と大騒ぎした覚えがある)
そのため、古川が洪水を起こさないように、
地下にトンネルをほって、水位が上がったら、トンネルに
水をためられるようにする工事です。
トンネルは恵比寿付近まで、地下30~40メートル、
長さ3・3キロ、内径7・5メートル、
貯水量は13・5万立法メートルで、
総工費は約270億円で、27年度完成予定です。
都の職員から説明を受けているところ。
シャッターの中を入ると、こんな感じで、
地下40メートルを、カゴみたいなエレベーターで降りていく。
すんごいスリリング
いま、500メートルくらいトンネルが掘れたところで、
今年度中に、トンネル堀りが終わる見込み。
一の橋公園については、以前、議会でも提案したのですが、
できた当初は、「東京ラブストーリー」のオープニング映像に
使われたりするオシャレ公園だったのですが、
水を使いまくるので、いつもさびついて汚れてて、
しかも緑が全然なくて、ただ通り抜けるためだけの公園みたいに
なっていて、「むかしは緑がいっぱいで楽しい公園だったのに。。。」
という声が多くて、(わたしもそう思うし)、
この工事が終わったあと、その上の公園が復元されるのですが、
「ちがったコンセプトの公園にしてほしい」と。
森みたいで、じゃぶじゃぶ池がある公園がいいなあ。
野性味あふれる公園。
都会的なおしゃれな芝生の公園は、
もういらないよなあ、いっぱいあるし。
というのが、わたしの意見。