8月に、港区の保護者の方々が区長室を訪れ、
「子供を放射能から守る」ための要望書を提出されました。
記事はこちら。→http://ameblo.jp/aizeye/entry-10996038194.html

先日、区長からの回答が出されました。
内容は以下です。

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1)保育園保護者からの要望に対する回答

○一刻も早い耐震対策
志田町保育園は、(仮称)三田四丁目保育園への移転予定時期(平成25年9月)を待たずに、園庭に仮園舎を設置することとしております。芝保育園は、併設 の都営住宅では、既に耐震補強工事の計画が進められており、平成24年度に実施予定となっております。なお、工事期間中は、芝保育園は芝五丁目用地で整備 する仮施設に移転したします。

○子ども達の生活圏の除染(保育園、幼稚園、学校、公園)
区立保育園・幼稚園・中学校・公園などの砂場の砂につきましては、通常の維持管理として、順次、追加・入れ替えを実施しております。また、より区民の皆様 の安心を確保するため、区立保育園・幼稚園・小学校・中学校・公園など、全区有施設の砂場につきまして、区が実施した測定の結果「検出せず」となった砂場 を除き、砂場の砂を一定程度取り除いた後、追加することといたします。
除染につきましては、今後、植え込みや側溝などの放射能・放射線量の実態をきめ細かく把握した上で、適切に対応いたします。

○給食によるゼロ被曝
給食につきましては、保護者の皆様の不安を少しでも低減するために、すべての保育園、こども園、緊急暫定保育室を対象に、順次、給食(調理済みのもの)の放射能測定を行います。
なお、納入業者や市場に対して特定の産地や広範囲にわたる産地を除外する働きかけは、風評被害のみならず、給食の提供そのものを困難にする懸念があるため行いません。
お弁当などの取り扱いにつきましては、持参を積極的に促す周知は行いませんが、給食への不安に対する代替措置として個別相談を通して対応いたします。

○牛乳の問題
牛乳につきましても、保護者の皆様の不安を少しでも低減するため、製造工場ごとに1検体ずつ(1社・2検体)の放射能測定を行います。なお、各自治体で原 乳の検査を実施していることから、安全なものが納入されていると考えており、また、区では、メーカーから定期的に原乳生産地の報告を受け、各園で情報提供 しております。このようなことから、南の原乳使用をメーカーに要請する予定はありません。

○水道水の対応
区では、東京都の水質検査、港区の水道水検査の測定結果を注視しながら、ミルクの調乳及び調理に水道水を使用しております。放射能除去を目的とした浄水器 の設置及び検出限界値をさらに低くするための検査機関の変更は予定しておりませんが、万が一、水道水の飲用摂取制限が出された際に迅速に対応できるよう、 ミネラルウォーターを備蓄しております。

○茶葉の産地確認
保育園でのお茶につきましては、麦茶を使用しております。加工品である麦茶は産地表示義務がないため産地を確認しておりませんが、現在は平成22年産の大麦等を原料とする麦茶を使用しております。確認している情報につきましては、今後も情報提供に努めてまいります。

○保育園の家庭菜園について
園児が愛情込めて育てた野菜は、食育の観点からも園児に食べてもらいたいと考えておりますが、保護者の皆様のご不安の声を十分にふまえ、適切な情報提供を心掛けご理解を得られるよう対応してまいります。

○その他
公園の砂場につきましては、順次、放射能・放射線量を測定し、測定結果を公表しております。また、砂場のない公園及び砂場以外の場所につきましても、放射線量の測定を実施いたします。除染につきましては、上記のとおり、適切に対応してまいります。

放射線量測定器につきましては、現在、各総合支所に配備し、各施設で活用しております。

8月5日及び8月24日に講演会を開催いたしました。次回以降につきましては、現在、実施に向けて検討しております。

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2)小学校保護者からの要望に対する回答(1)との重複を除く)

○プール活動について(熱中症対策も含む)
見学者の屋内待機の容認につきましては、子供の状況・気温などを考慮し、学校長が判断してまいりました。熱中症対策としての適切な水分補給につきまして は、区からは、毎年6~7月に熱中症事故防止の通知を出し、学校に対して注意喚起を行っております。今後も、学校は通知を受けて、子供の状況により適切に 判断してまいります。
見学者に対するモラルハラスメントの予防につきましては、今後も、プール見学者に対してだけでなく、教育活動全般において体罰が行われないよう、服務事故防止研修などを行ってまいります。

○環境・校内での活動について
砂場以外の場所につきましても放射線量の測定を実施いたします。菜園の土壌の放射能につきましては、現在のところ測定する予定はありません。
児童が栽培した植物などは、保護者の皆様のご不安の声を十分にふまえ、適切な情報提供を心掛けご理解を得られるよう対応してまいります。
放射線量測定器につきましては、現在、各総合支所に配備し、学校や保育園、幼稚園、公園などの各施設で活用しております。
また、学校施設の除染につきましては、放射線量の実態をきめ細かく把握した上で、適切に対応いたします。


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3)幼稚園保護者からの要望に対する回答
(こちらは、区長回答ではなく、担当課長らからわたしが説明を受けたものです)

○私立幼稚園にも区立と同じ対応を

私立に関しては設置者責任ということで、
区立で実施していることの要請はしますが、
各園の自主性に任せる、という方針です。
測定器の貸し出しは、希望に応じて実施しています。

○砂場の早期入れ替え、定期清掃を

こちらも各園の自主性に任せる、という立場です。

○給食の食材の検査方法の情報開示と区の独自検査を

要請はします。区の検査対象に入れるのは、
システムの違いなどから困難です。

○区による積極的な情報公開、情報提供を

実施していきます。

○ガイドラインの設定を

年間1ミリシーベルト以下、ということで設定しています。
ガイドライン設定のための専門家による検討委員会の設立は困難です。

○こどもの体内被曝量の測定を

現時点では実施予定はありません。