きのう、ヒカリが鹿児島旅行に行った、という記事を
書いたら、「行くところがなくて不安に過ごしているママ
たちの不安を煽らないで」というメッセージをいただきました。
不安に思われた方いらしたら、本当にごめんなさい。
記事は落とします。

こんな状況なので、子供を抱えているママたちは
みんな不安な思いをしていると思います。

わたしも、原発について特別な情報をもっているわけではないので、
一般に流れているニュースを見ながら、
悪い予感のニュースを見つけては、
いてもたってもいられないような気持ちになり、
余震がきたら、体中を強ばらせて子供を抱えて机の下に
もぐりこみ、でも予定も仕事もてんこもり。
子供を外に出すのも心配だけど、でも出なければならないことも
あるし、子供とあまり遊んであげられないので、
子供もストレスたまって外で遊びたがっているし、
テレビをつければ、ひどいニュースばかりで。
気づけばどんどん気持ちは追いつめられて、
これは何か「判断」しなければまずい、と思いました。

「判断」というのは、どうしよう、どうしよう、と
思う中で、何かを決める、ということ。

いろいろな情報が入ってくる中で、現状を分析すれば、
東京はいまは危険な状況にない。
でも、子供がいると、いろいろ不安になる状況ではある。
ママ本人の性格も考慮に入れて、どういう「判断」をすれば、
心のバランスがとれるか、ということを考えてみました。

心配したらキリがないし、でも全然安心できる、という
状況でもない中で、小さな子供を守らなければならない。
放っておけば、どんどん不安になっていくので、
問題は要するに「気持ちの整理」なんじゃないかなと
思いました。

子供をつれて東京を離れているママたちも、
不安の中で迷いながら、置いてきた人たちを案じたり、
後ろめたさを感じたりしながら、過ごしていて。

自分が完全にパニックなので、家族も友達も置いて、
子供抱えてあてもなく飛行機にのっちゃった、という人も
いました。
旦那さんに頼まれて、いろんな迷いを抱えながらも、
子供連れて東京を出た、という人もいます。

一方で、仕事もあるし田舎もないし、
東京にいるけど、ずっと不安でいるのも息がつまるので、
ニュースを見ないで、外で子供と遊ぶ日もつくっている、
というママもいます。

政府やIAEA筋の情報まで手に入るママさんは、
月曜の時点で、まわり(外資系)が避難して行く中で、
心理的に辛い思いをしたけれど、
あらゆる情報を考慮して、「東京は大丈夫だろう」
という判断をして、冷静にいつも通りの生活を心掛けている、
と言ってました。

全部、「判断」なんだと思います。
こんな状況だから、どんな「判断」も、
責められる余地があるけれど、
正解なんて、いまの時点で誰にもわからないし、
何かを決めて、心の安定をはかれるならば、
どの判断も間違ってないよ、大丈夫、と思う。
悩んだり、自分を責めたりしている人たちに、
そう伝えたい、と思ったので、書きました。

わたしは、子供と離れたくない、
でも、できるなら子供をのびのび過ごせる環境に
連れて行ってあげたい、今の東京での生活は心配だし、
かまってあげられないので子供もかわいそう、
でも、わたしは東京を離れられない、
という条件の中で、ギリギリのところで子供と離れる、
という「判断」をしました。
海にバカンスに行く気分で行って来て、と。
それが一番いいような気がしたから。

正しい判断かわかりません。
何を選んでもツライし、たぶん正しくないし、
みんなに迷惑をかけていると思う。
特に旦那さんのおうちは、
「子供とママが遠く離れるなんてありえない」と
考えるおうちなので、みんなわたしの行動を
信じられないと思っていると思います。

それでも、ひとつ決めて、動き出せたことで、
「心の整理」がつきました。
娘が夜になると、「ママに会いたい」といって泣いて
大変だ、と旦那が憔悴した様子で電話口で言ってました。
週明け待たずに帰って来ちゃうかもしれないけど、
それもいいな、と思います。
早く会って、抱きしめたい。
向こうに慣れて、楽しめるなら、わたしはさみしいけど、
それでもいい。

迷って、動き出せなくなっちゃうと、
本当にどうしていいかわからなくなってしまうので、
何を選んでも、迷いや悩みがついてくる状況だけど、
自分から何かを決めて動き出したほうが、
心は安定して、生活はまわってくるんじゃないかなと思います。

「家族をおいて、子供と一緒に東京から離れて来たけど、
後ろめたくて泣けてくる」という相談には、
「避難できる状況にあるなら避難したほうがいいじゃない。
子供と一緒に安心できるところにいるのが一番だよ。
後ろめたくなんかない。間違ってない」と言ってます。

「まわりがみんな避難しちゃって、自分は田舎がないけど、
どこかに旅行しようかと思ってるんだけど、
そんなに長くいってるお金もないし、どうしよう」という相談には、
「とりあえず、連休だけでも気分転換に行って来たら?
東京で煮詰まってるより、子供にとってもずっといいよ」と言ってます。

「仕事もあるし、田舎はないし、東京から離れられない。
どうやって子供を守っていいか不安でたまらない」という話には、
「冷静に考えれば、いま東京は危険な状況にないから、
子供はママと一緒にいるのが一番だから、いまの状況で、
一緒に楽しく過ごせるように、あんまりニュース見すぎないで、
いつも通り生活しなよ」と言ってます。

わたしみたいに、子供と離ればなれという話は聞かないけれど、
「自分がさみしいことより、子供が安心なところで
楽しく過ごせるほうがいいよ」と言い聞かせています。
帰って来ちゃったら、「やっぱり、どんな状況でも
親子が一緒が一番いいよ」と思います。
離れてしまったいま、本当にそう思います。

こんな状況だから、みんなギリギリのところで
いろいろな「判断」を迫られていて、
なにを選んでも、迷いや不安は必ずついてまわるけれど、
どの「判断」も間違ってないし、絶対に大丈夫だから。

ママの心が安定していないと、こどもも心配に
なっちゃうし。
ママの心が安定してれば、どんな状況でも、
子供は守られてるんじゃないかな、と思います。

そういうことを伝えたかったのですが、
不安になってしまった方がいらしたら、
本当に申し訳なかったと思います。
ごめんなさい。

落ち着いたら、ゆっくり子供と甑島に遊びに行きたいな。
早く事態が収束することを心から願っています。