沖縄慰霊の日から随分過ぎてですが、御供養の為に沖縄に行ってきました。
去年糸満市の平和記念公園とひめゆりの塔に行ったので、今年は沖縄戦の縮図とも言われる伊江島に向けて御供養を。
当時東洋一とも言われる滑走路があったため攻撃目標になったそうです。
伊江島のある沖縄北部に向かう途中寄った道の駅許田から見た名護湾。
不思議なくらい、いつ寄っても美しい青を見せてくれます。
備瀬から見た伊江島。
島に行ければ良かったのですが、遠くから御供養させていただきました。
御供養する言っても、私にはその力は無いので長年そのような修行をして教えを受けている彼に任せて、私はお手伝い。
友永丈市大尉の教え子さんも沖縄特攻に行かれたのかな。
御供養が終わったら美ら海水族館へ
敷地内は広いし坂も多いけど、国立だからか電動車椅子を無料で貸し出してくれるのでとても助かります。
私が電動車椅子を使っているのを見て、水槽のへりに腰掛けて休んでいた年配のご婦人が
「駐車場で『車椅子どうしますか？』って言われたのは『車椅子を使いますか？』っていう意味だったのかしら。」
と呟いていました。
広いので杖で歩くのは本当に辛いと思います。
また、前回は前回で
「うちのじーさん乗せようと思うけど、自分で操縦出来るかな。どうやるの?」
と聞かれたり。
意外と無料で貸し出してくれてるのを知らない方が多いのかもしれません。
美ら海水族館に行く方で足腰が悪い方は是非ご利用されてください。
水族館に近い第7駐車場の身障者用駐車場に進むと借りる事が出来ます。
ディズニーやUSJでも電動車椅子採用してくれないかな。
水槽の中は自然光を取り入れているので色鮮やか。
光のカーテンも
無邪気な顔したネズミフグというハリセンボン。
沖縄ではアバサーと言うのだそうです。
美ら海水族館と言えば巨大なジンベイザメ水槽
そして水族館を出たら近くの備瀬へ。
潮溜りは天然の水族館でした
画像は控えますが、この後白黒のウミヘビ登場
伊江島と美しい夕日。
79年前、ここに戦艦が沢山並び、特攻機が攻め込んでいたなんて。
孫子の言葉に
「百戦百勝するは善の善なるものに非ず。
戦わずして人の兵を屈するは善の善なる者なり。」
というものがあります。
「戦争は勝っても負けても疲弊する。
相手に攻め込ませない、戦わずして屈服するのが最善である。」
という意味だそうです。
世界中で帝国主義、植民地主義が蔓延していたあの時、戦わざるを得なかった部分もあったかと思います。
沖縄上陸が本格化する前、沖縄の小型の民間漁船が米軍の戦闘機に攻撃されているのを見た時は本当にショックでした。
もう二度とあんな事が起きないよう心から祈ります。