昨日の起床直後、髪が広がっている私を見て彼が
「俺の記憶にあるお前は、よくそうやって髪が膨らんでいたんだよなぁ。
すごく可愛いかったんだ。
昔は小さい時から育てて可愛がってたからその印象が強いんだろうな。」
と呟きました。
うろ覚えなのですが、昔テレビで武田鉄矢さんが
「子供が反抗期で憎らしくても、小さい時の可愛かった時の印象が残っている。
その可愛かった時の貯金で反抗期も乗り越えられる。」
と仰っていていたのを思い出しました。
私や過去世での明智玉(細川ガラシャ)らが彼に愛されているのは、彼の中でもっと古い時代の、私を「可愛い」と思っていた時の貯金が残っていた事が理由のように思います。
また、考え方についても生まれ変わっても変わらない部分もあって、彼と暮らし始めた当初、まだ私が過去世を思い出す前に
「俺は昔(数千年前)から頭領の立場だったから、子供を作る事も仕事の一つだった。
浮気する可能性もあるが、どう思うか。」
「優れた女性との間に子供が生まれるのは嬉しく思います。
子孫が多いのは喜ばしい事ですので。」
「昔から変わらんな。
だからお前を大事にしていた。」
というやり取りをした事がありました。
自分でも知らない所で考え方まで過去世を踏襲していたそうです。
「明智光秀、細川藤孝共に側室を持たなかったので、細川忠興が5人の側室を持った事に細川ガラシャは怒った。」
という記事を時々見かけますが、細川ガラシャについても側室に対しての嫉妬は無かったように思います。
Youtubeで「知ってるつもり」という番組の細川ガラシャ回を見た時も、
「幽閉期間中、細川忠興は側室との間に子供をもうけた。」
というナレーションについて、出演していた堺正章さんが
「子供が産まれたと聞いて嬉しかったでございましょうね。」
と言ってくださり、心の中で
「そうそうそう‼︎」ととても嬉しくなりました。
子供を産むというのは自分自身の生死にも関わる事でしたので、命懸けで夫の子供を産んで信頼出来る家族の一員を増やしてくれるというのは大変有難い事でした。
堺正章さんは、残念ながらその後女性の出演者らから
「そんな訳ないでしょう!」
と激しい非難を浴びて謝罪してましたが…
全てではないものの、2千年ほど遡って過去世を思い出すようになると、「私」や「人生」の幅が広くなります。
2千年というと長いように思われるかもしれませんが、過去世で細川忠興であった彼はその数倍、何千年もの過去世を記憶しており、2千年すらあっという間だと言います。
ただ、2人ともに感じるのは
「生も死も、長い人生の中の一つ」
という事。