先月末に第二次世界大戦時、米軍が零戦を攻略する大きな手がかりとなったアクタン・ゼロがアリューシャン列島の戦いで奪われた事を知り、長らくショックを引きずっていた上に、6月は昭和を生きた前世でも、戦国時代の過去世でも色々あった月なので恐る恐る過ごしていました。


でもこの番組で南雲中将の判断とミッドウェイの敗因に触れられていたので、ミッドウェイについては少し溜飲が下がったように思います。

「少し」と書いたのは、私と彼の間で「本当の敗因は別のところにあるよね」と話がまとまっていたから。

でもそこは誰も触れていない。



私は澤地久枝さんという方を誤解していました。

『滄海よ眠れ』を読んで大尉にお子様がいらっしゃった事を知って嬉しかった一方で、私は前世で友永大尉のお人柄、仕事ぶりも存じ上げていたし、おそらく奥様もお見かけした事があったので、この本でのお二人の扱われ方を読んで悲しく思っていました。



でも、澤地久枝さんは亡くなった方一人一人について調べ、残された方々の気持ちを聞き取ってくださっていた。

本当に有難かったです。

彼と共に師匠の指導を受けながら3418名の方々を御供養していきたいと思います。




今晩24時、6月22日の午前0時に再放送があるそうです。

命の重さについて考えさせられる番組でした。