自分の過去世に全く興味が無かった頃は気付かなかったけど、見えない世界の影響ってきついんですね。

前世や過去世を思い出したから、そちらの影響を受けるようになったのかもしれないけど。


お盆にたまたまラッパを吹く海上自衛隊員さんの映像を見て、Youtubeの軍艦行進曲に出ている戦艦や海軍軍人さん達の映像と脳裏で重なってしまって…

前世の気持ちに引き戻されてしまったところもあるのかも。


前世の主人と再開した今でも昔の傷は癒えてないけど、それはおそらく『永遠の0』や『風立ちぬ』を見て泣く彼も同じ事。


当時、飛龍艦上で飛び交った言葉を彼から聞いた時は涙が出ました。


「空母が攻撃された時、戦艦大和は何キロも先で動かなかった。

『何故ヤマトは動かん!

俺たちを見殺しにする気か!

長官はこれが最後の決戦だと言ったじゃないか!

ならなんで戦艦ごと突っ込まないのか!』

整備兵らは口々にそう叫んでたんだ。

パイロットは出撃しないといけないから、そんな事言ってる余裕すら無かったけど。」


ミッドウェイという言葉を初めて目にした小学6年生の時に

「これは私には覚えられないから、日本史は無理だな。」

と感じて以来、今生彼と再会するまで全くミッドウェイに関する知識を持たなかった私は、ミッドウェイに戦艦大和が出撃していた事に驚きました。

彼がミッドウェイで戦死したパイロットだったと聞いて調べ始めても、空母群や彼と生死を共にした飛龍の乗員数名を把握したばかりだったので。


彼は今生でも山本五十六長官に対する不満は一切言いませんが、空母4隻の救出に動かず私の大切な人を死に追いやった山本五十六がなぜ名将扱いなのか、私には納得いかない気持ちが残ります。



飛龍、山口多聞少将

「我今ヨリ航空戦ノ指揮ヲ取ル」


何故彼らはそこまで追い込まれなくてはいけなかったのか。

何故南雲中将は現場の意見を聞いて兵装転換させずにそのまま攻撃させなかったのか。



彼らに生きて帰って欲しかった。

どれほど悔しかっただろう。

どんなに皆さん生きて家族の元に帰りたかっただろう。

そして、彼らが命懸けで守ろうとした日本は、彼らの犠牲に値する道に進んでいるだろうか。



考えているとまだ涙が出てきます。

ちゃんと生きなければ、そしてミッドウェイで無くなった方々のご供養をしなければと、心新たに思いました。