オリンパスのニュースが流れてます。大王製紙といい、企業の経営者の経営姿勢というものが問われています。


株価の暴落で、損をするのは出資者ですが、一番影響を被るのは、製品ユーザーの皆さんと従業員の皆さんだと思います。最前線で頑張っている従業員さんが一番世間の信用度の低下を肌身を持って感じるのですから。


実は、私も就職するときに、オリンパスに会社見学に行きました。また、大学の先輩、後輩もオリンパスに多数就職してます。


シェアNo.1の内視鏡を初めとする光学、医療機器の研究開発施設には、活気があり働きがいがありそうな職場だったように思います。


オリンパスもそうですが、業績悪化する原因の多くは、資産運用やM&Aなどの投資事業の失敗です。(大王製紙は経営者の私利私欲でしたが・・・オリンパスは?)


本来であれば、きちんと損を計上して処理すべきでしたが、株式公開をしているので、経営者が株主から経営責任を問われないように操作して、決算書を見てもわかりにくくしたようです。


特に、前社長が外国人でしたから、日本人より株主に対する責任に敏感だったので、問題が発覚したのではないかと思います。


オリンパスが、株式を店頭公開していない、同族会社であれば、問題は闇から闇にとなっていたでしょう。


日本の会社は、創業者からの同族会社が多いです。同族会社の場合は、株のほとんどを同族で押さえていますので、経営≒投資家 のような形となり、ほぼ自己責任の世界です。(株主からの経営者評価の影響が少ないので、本当に経営者の資質により会社が決まってしまいます)


その感覚と体質の会社が店頭公開すると、株主に対する責任と会社運営が相反する状態に陥ることが多々あります。


したがって、市場から資金を調達する必要のない会社は、株式公開などしないほうが良いのです。(だいたいの創業者は事業拡大のため、大借金を抱えてますので、店頭公開してそれを補てんするとともに、更なる事業拡大を目指すのですが)


オリンパスの場合は、上場廃止の恐れが出ています。そうなると、会社の体質改善(リストラ)が行われ、多くの従業員に影響が出る危険性があります。


でも、日本が誇れる技術をもった企業です。どういう形であれ、この難局を乗り切って、更なる発展を期待したいです。雪印のときみたいに、従業員の皆さんの頑張りが、世論に影響を与えます。


大学時代の先輩、後輩の皆さんには、ぜひ頑張っていただきたいと願ってます。

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