最近はじめてみたのはコンサルタント系を絶賛する広告で、相変わらずのムカつく声のナレーションと、書籍販売ビジネスにもつなげる詐欺的なやり方。
で、結局はGHQア一カイブだかでおなじみのダイレクト出版。
そういえば例のルネサンスもダイレクト出版だったな。
ルネサンスは、まだ陰謀論とか真偽不明の話が多いなかでも、たとえばメディア批判など事実的な内容もあったことから、そこまで批判的な目で見ていなかったが、GHQのやつはやりすぎた。
あれは、ちょうど参議院選の真っただ中に、完全に統ーカルトの主張を前面に出した、歴史改ざん的主張による選民思想の植え付けを行っていたからだ。
それが、こういた害悪広告を垂れ流す際に再生している陰謀論系だったり政治系の動画インフルエンサーが、過剰な外国人への不安を煽り、その相乗効果で「日本人ファースト」とか言って日本人を優先しますとうたっていた酸性党に票が大量に流れた側面は、間違いなくあった。
世間では酸性党が躍進した理由として「SNS戦略」とか「結局はテレビなどのメディアの影響」だとか「たまたま酸性党が流れに乗れた」とか「酸性党の立ち回りがうまかった」とか「酸性党の演説が他党よりも魅力的だったから」とか、まるで見当違いのことを言っていて、もちろん「SNS戦略」とか「メディアによる影響」ってのはそれなりに大きかったと思うが、それだけじゃなくて『そもそも酸性党が大きく躍進した裏側にあったのは、意図的に日本国民が排外主義を植え付けられた結果だった』ということである。
じゃあ、それは偶然だったのかというと、僕はそうではないと思っている。
たとえば参議院選の少し前から異常に増えた面倒くさい外国人が関与した事件。たとえばフェン●ニルの件。
あれはいっけん、偶然勃発したかのように思われていそうだが、そもそもフェ●タニルの問題はもっと以前からあったことはたしかで、あのタイミングでわざわざニュースになったわけだ。
その一つの理由としては、「日本経由で中国からアメリカに密輸されている」という問題が発覚したからだが、これも偶然たまたまあの時期にそういうことが発覚したと思うだろうか。
神谷宗平が、参議院選から1年前に「たまたま国会で質疑したフェン●ニル問題」。国会ではほとんど寝ていたり、おとなしくてまったく目立たなかったという神谷氏が、そのときだけ意気揚々と「まるで国会で頑張って仕事しています」みたいに見せる映像。
「あれは意図的に撮影されて流された」と考えるべきだが、まず酸性党側があれを撮影して流したのなら、そもそも最初から神谷氏はあの場面だけ張り切って仕事をしていた風に見せかけていたっていうのは確実である。いっぽうで国会の様子はメディアも流していることから、酸性党とは関係ないところが撮影したかのうせいもあるが、その場合でも国会議員として仕事をしていたわけで、どういう場所から、どういうふうに撮影されているかというのは、神谷氏も把握していたと思うし、どこかが撮影した動画からその場面を探し出して、目立つように利用したということもあるだろう。僕はそのあたりは詳しくないのでわからないが、予想としては、そもそも国会ではほとんど仕事してないという神谷氏が、あの1年前のフェンタニルの問題を指摘していたシーンだけ、異常に張り切って質疑している件について、まずおかしいと感じるかどうか。
じゃあなんで1年前に、わざわざ国会で仕事をしない神谷氏が、あえて張り切って仕事をしているように見せかけてまで、フェンタ●ルの質疑をしているシーンだけハキハキと喋っていたのか。
参議院選中、ちょうど図ったかのようにフェン●ニル問題が報道された。報道されたというよりも、僕がはじめて知ったのは、ごみそんや深田萌絵のような陰謀論系かつ政治系のユーチューバーの動画を観ていたからである。
ごみそんが「なんと1年前に神谷さんだけが、この問題を国会で追及していたんだよね!」とか言って張り切って喋っていたが、そもそもフェン●ニルの騒動が発覚してまもないタイミングで、ごみそんはあの国会の動画をどこから探し出し、そしてその短時間で編集までして動画にしたのか。
ニュースを知ってから、神谷氏が1年前にその問題を国会で追及していたという情報を得て、さらにその場面を探し、さらにそれをつかって動画を編集する。それをあの動画公開までにやったのか?
誰かから「この映像を使って、神谷氏を絶賛してほしい」というような命令でも受けていたらかんたんにできそうだが。本当に何も知らない一般人が、いきなりフェン●ニルの問題が発生してすぐに、そこまで突き止めて、それを動画に組み込めんで、あんな早く発信できるんか???
まあ、この話は証拠もないから憶測でしかないが、個人的にはそもそもあのごみそんの発信自体が不自然極まりなく、あきらかにどこかからデータ提供を受けて、命令に従ってそれを動画にしただけに見えるんだけどな。
話がちょっとそれたけど、あの参議院選まっただなかの動画広告は、そのごみそんとかが、やたらと中国を中心に外国人、移民に対する不安だとか恐怖を煽るような発信を毎日のように続けていたのね。
実際には、今に始まったことではない件とか。たとえば移民が大量に住む町みたいなのは、すでに日本には全国各地にちょいちょい存在しているらしく、まあ安倍が奴隷移民政策を行ったせいで、大量の移民が低賃金で入ってくるようになってしまったことから、もうそのころからそういう地域はチラホラ出てきていたはずなんだろう。
それを、あのタイミングで、さも突然「移民が大量に日本に入ってきて、このままでは日本が外国人に支配占領されてしまう」みたいな言い方をして、アホな日本国民を不安に陥らせて、排外主義に先導していたこと。
実際にそれを発信するなら、参議院選のときじゃなくてもよくて、そんなにそれが問題だと思っていたのなら、もっと早く、それこそ何年もまえから発信をしていればよかっただろうに。
平野雨龍の件もそう。あいつも目的は反中感情を煽って日本国民が中国を敵視して戦争に発展するように仕向けていたわけだが。これはよっぽどのアホでも感づくレベルだろう。
その平野雨龍をやたらと絶賛して、平野雨龍へと誘導していたのは、結局ごみそんが視聴者をさらに中国嫌いにするための相乗効果として、平野雨龍の反中プロパガンダも利用したということだろう。
同じ歴史改ざんカルトの戦争主義者の仲間同士なのか、それとも別勢力で目的の一致によって協力しあっただけなのか知らんが。
で。こういう動画を観ると、ダイレクト出版の広告がほぼ必ず流れていて、特に参議院選真っただ中は完全にGHQア一カイブとやらの書籍販売ビジネスの者が多かったが、その中でも「武士道」などが多めになっており、それは「日本人は特攻して死ぬことを恐れない。それが日本人の強さの秘密」みたいな、まるでそれを宣伝している歴史改ざん主義者たちが望む、改憲、核武装からの、戦争しか見えない未来の世界において、それを煽っているものが「日本人の強さの秘密は、死を恐れない心」とか吹き込むわけだ。
それまでもさんざん選民思想を植え付けられ「日本は神の国」だの「選ばれた民族」だの「日本の精神性」とか言われて、自分は大したことないのに己惚れてしまって「俺たち大和民族は、紙に選ばれた偉大な民族! 外国人は邪悪な民族!」とか、カルトにいいように洗脳されてマヌケなことを考え、酸性党を支持しはじめたのが、結局のところあの参議院選の結果につながっている。
ルネサンスレベルの真偽不明の話を、まるで「真実はこうだった」かのように解説している話は面白いとも感じることもあると思うが、はっきりいって選民思想を煽り、外国人との対立を助長し、戦争に向けて、地球や人類の未来を破壊しようとする勢力ってのは、どうかと思うわけで。
ルネサンスの書籍販売ビジネスを行っているだけだったらまだよかったが、GHQの焚書を持ち出して、戦争にみちびくようなプロパガンダを流し始めた時点で、ダイレクト出版がカルト関連の思想なのか、それともビジネスで協力しているのか知らんが、現行で極右カルトをサポートしているのは間違いないとわかるだろう。
過去には反共だったり、反リベラルだったりと、それが個人による主張であれば、それは単に共産嫌いとかリベラル嫌いで済むが、こういったカルト思想に沿って書籍販売ビジネスをしているところが、そういった界隈の書籍も宣伝していたとなると、もはや絶対に統ーと関係あるよね??としか思えないわけで。
さらに、こういった書籍販売ビジネスの広告ってのはさまざまあったが、まあ基本的にはカネの亡者であるビジネス保守がやっていることはあきらかである。
たとえば良くも悪くも、左翼とかリベラルと呼ばれている勢力というのは、はっきり言ってカネに汚くないから、こうやって詐欺的なビジネスをやらないだろう。実際に左翼やリベラル系の動画広告はほぼ流れていない。見たことがない。
やり方が汚いんよな、右翼とか保守側の思想の人間って。まるで正義みたいなツラして、姑息なことばかりして、カネのことばかり考えている。
まあ動画広告ビジネスにおいては、書籍販売のもので、ダイレクト出版系のナレーションの者は多いが、そういうのはたとえば株関連だったり、会社の競争における価値観の話だったり。基本的にカネ儲け。誰かを陥れて自分が金持ちになる方法を、やたらと発信しているんよ。
まあ今の強欲株式資本主義自体が、まさに奪い合い騙し合いの社会の原因となっているわけだが。
そして今回、コンサルト系の動画。
まじでコンサルトって職業、もはやそれが職業として成立し、さらになぜか高額を請求できる時点で終わっとるんよ。
っていうか。
コンサルトごときが教えていることなど、所詮はヒトが思いつくレベルのことでしかなくて、おそらく聞いても僕が自分で思いつけるレベルのことしか言わないんだと思う。
実際にコンサルトではないが、仕事の都合で講義などに参加したことはあるが、どれも大したことのないことしか言ってない。
まあ自己啓発セミナーなんかも、言っていることはアホでも思いつくようなことを、結局は「成功者」という立場から、まるで貴重な情報かのように発信しているが、やり方とかどうとかとか、そんなもんいちいち外部から口出しするもんじゃないのと、それを仕事にして荒稼ぎしていること自体が害悪。
仮にコンサルなんて、それが仕事として成立するにしても、そんなもん飯を一回奢るくらいのレベルでいいと思うんだよね。
まあコンサルタントなんかに頼むこと自体がどうかしているが、会社の売り上げが思うようにいかないと焦ってそういう思考回路になるのも無理はないかもしれないが。
そもそも国民がみんな豊かであれば、会社の売り上げに悩むなんて少なくなるし、仮に売り上げがあげられないと会社がつぶれるという社会の構造自体が、もうすでに資本家の支配下におかれていいように操られているんだと気づけって思う。
実際に会社を運営するのに、従業員の給料も発生するわけだから、売れないと困るのはわかるけど、はっきり言ってもう今の社会制度自体が狂っているとしか思えないわけよ。
そもそも、その会社や仕事ってどれほど価値あるの??っていうところも含めて。
それをしないと生きていけない人がいるから、無理やり「必要な仕事である」と思い込んで、それを存続し続けるわけでしょ。カネを稼がなければ生きていけないから。
コンサルタントなんて、それに群がるただの強盗みたいなもんだと思ってるんだが、違うんかね?
まあ、どちらにしてもダイレクト出版が発信しているものは、基本的に信用ならなくなったという話。