音村です。
大西つねき氏の演説です。
いわゆる内海氏に対する応援演説ですね。
そしてこの動画は、れいわ新選組の価値ってのを判断する材料になるんじゃないかと感じたので、今回記事にしました。
れいわ新選組といえばアンチも多いですが、正直なところ言っていることはおそらく全政党の中でもっとも正論を言っていると僕は思っています。
そして僕がこの世界の闇を知るきっかけになった党で、はじめて支持しようと思った政党でもあります。
アンチの思考っていうのは、れいわ新選組は貧乏ビジネスで、その支持者は乞食のクレクレくんだから嫌いという発想ですね。
でも僕の認識では、別にれいわ新選組の支持者は必ずしも貧乏というわけじゃなく、そもそもの社会構造の真実を語っていることと、その構造下でのもっともフェアな解決案を語っているという点では、乞食とかクレクレとかそういうレッテル貼りではなく、今の社会構造での勝ち負けなどを押し付けて、いつまでも弱者を不幸にし続けている人たちこそ気づかねばならない部分で、そういう意味ではれいわ新選組は間違えてないと今でも思っています。
問題は、今の経済の構造がいつまでも持たない状態に来てしまっているという点。
これは僕も1年くらいまえに気づいていたのですが、さらに思った以上の闇や犯罪レベルの非人道的行為が支配層によって行われているという事実を知ったことで、ある意味でれいわ新選組は間違えてないけども、今の状況下ではれいわ新選組の主張では日本を救えないと認識したから、支持を辞めて参政党に乗り換えたわけです。
今回、大西つねき氏も「以前はれいわ新選組を応援していた」みたいなことを語っていたので、やはり主張的には間違えているわけじゃないんですよ。
ただ大西氏が、当時支持したれいわ新選組を今は支持せずに、ここまで内海氏を支持している理由というのが、おそらくドル崩壊がもう時間の問題だということなのだと思います。
まあ大西氏は完全に内海氏支持なので、内海氏が嫌う参政党を支持していない可能性は高いですが、僕は参政党はまだ可能性があると思っているので批判することもないですが、実際に主張的には僕も参政党よりも内海氏のほうが僕の価値観には近いです。
で、ですね。
れいわの政策っていうのは、そもそもの『今の経済システムが、これから未来にずっと続いていく』というのであれば、ある意味で現実的であり平等な言い分なんですよ。けっして貧乏ビジネスとかっていうのではなくて、そもそもの今の経済システムの構造上で、今現在の貧困層がなぜ貧困なのか、なぜ今現在の富裕層がカネ持ちなのか、そこのところの本質がわかっている人であれば、れいわ新選組の主張は正しいことがわかっていたはずなんですね。僕はそれをわかっていたから、れいわを支持していました。
そして、今、れいわじゃなくて参政党に乗り換えていたのは、去年の秋くらいの段階で、もうドル支配の世界が終わる可能性が示唆されている情報を知り、BRICSの情報も知り、おそらく今の経済システムは仮に続けようとしても、いずれ崩壊するし、そもそも続ければ環境をはじめ、あらゆる地球に対する汚染などもひどいことになっていくことは目に見えているっていう部分に気づいたからなんですよね。
れいわ山本氏が、そのあたりの情報がなくて、あくまで今の経済システムありきでの対策を訴えているのか、それとも知ったうえで訴えているのかで評価は変わりますが、やっぱり今回大西氏が言っているように僕もカネっていう支配の欲望が暴走して資源を無駄遣いしたり、人々に危害を加えてまで、金もうけだけの目的のビジネスにまい進する愚か者だらけになっている今の経済社会そのものの悪というかね、、そのあたりの問題なんですよ。れいわを支持するのが難しくなってきている部分って。
たとえば、れいわ山本氏も一応はグレーなうわさはあって、どこまで誠実に本気で主張していることに対して取り組んでいるのか知りませんが、仮に本気で日本をよくしたくてやっているのだとしたら、僕は山本太郎という人間は大好きですし、見ていて下手な芸人より面白いし、話も聞いていて飽きない魅力があるので、本当に好きなんですよ。
れいわ新選組も、今の経済システムを利用して搾取している構造、そしてその恩恵を得ている人間と、そうでない人間。そこらへんの不平等に対して、また人々の平等に人としての尊厳が守られるというレベルでの対策などの考え方は好きですし、党のイメージも僕は好きなんですよね。だから今でも応援はしているんですが…。
結局のところ、れいわ新選組は『今の米ドル支配の経済構造下においての、もっともベターな対策』でしかないんですよね。
そしてそのドル支配の時代は終焉を迎えようとしているという話が、すでに経済に疎かった僕ですら1~2年ほどまえからあったことを知っていました。
それが実際にどの程度まで近い将来に現実化するかまでは素人の僕にはわかりませんが、そもそもの日本以外の国があたりまえのように借金をして膨大なカネを返さずにやりたい放題やってきたこと。そしてその間、日本だけは律義に借金を返済しながら、国民も「借金を返さねばならない」とメディアを通して嘘に近い情報を植え付けられて、搾取されまくってきたわけですね。
実際に今の経済システムは、景気に合わせて市場のお金を国家が操作することで、経済のバランスをとっているということで、実際に社会全体のお金っていうのは、国の借金とほぼイコールであり、国の借金をなくすということは、社会全体からお金が消えるということとほぼ同等だというこのルールそのものが、そもそものおかしいっていうことなのだと思いますが、
それでもこういうルールを前提に世界は動いていたので、それが積もりに積もって、今現在もう経済は崩壊寸前まで来ているっていう話なんですね。
そしてれいわ新選組の主張というのは、その誤った経済システムありきでの考え方、政策なのであって、このルールが変えることができないのであれば、おそらくれいわ新選組の主張は基本的にもっとも正しいです。
ですが、今しなければならないのは、この腐った経済システムからの脱却であり、おそらく大西氏が言っているのもそういうことだと思うんですね。
今回、大西氏がれいわ新選組の名前を出したことで、僕の中でもある意味でれいわ新選組に対する価値の迷いに対する整理というか、吹っ切れるきっかけともなったかもしれません。
今でも、れいわ山本氏の人間性は面白いし、多くの人々ができるだけ全員が不幸にならない道を探る思考の深さというか、そういう点においてもやっぱり好きですが、今の主張のままでは支持するわけにもいかないという踏ん切りはつきました。
前々からわかってはいたものの、ほかにまともな政党がなかったことから、なかなか見限ることができなかったというか。。
やっぱり10年以上もまえからひとりでずっと主張してきた山本氏を、個人的には応援したいのは今でもあるんですよね。
だって今でこそ政治のウソとか経済の真実みたいなのを話している政治家や評論家は大勢出現する時代になりましたが、10年まえとか15年前とか、そういう段階では、おそらく政治家では山本太郎くらいしかいなかったように感じますし(僕の知識が少ないだけかもしれませんが)、やっぱり長いこと人生を捨ててまで政治で主張を続けてきた山本氏には、ちょっと報われてほしい部分もあるので、なんというか応援は続けようと思いますけど、やっぱり今の価値観で主張を続けている限りは、政党としての支持は別のところに行くしかない、、というのが現実でしょう。
そして政党という意味では、結局のところ今はまだ「れ新」か「参政党」しかまともな主張をしている政党はなくて、だから今のところ政党としては参政党かと考えていますけども、個人的には都知事選で出てきた未来党というのも少し面白いと思っていますし、また内海氏が新たな政党を作るというのなら、また何か変わってくる気はしています。
ちなみに内海氏が参政党を嫌いなのは、たぶん内海氏が「改憲と戦争」をもっとも恐ろしいと思っているという部分でですね。
この「もっとも恐ろしいと感じるのは、改憲と戦争だ」ということ自体、彼自身が演説で言っていたことです。
まず、なぜ僕が「護憲派で参政党嫌いの内海氏と同じ考えだ」と言い切れるのかって、僕も実際に内海氏と同じ考えだからです。
戦争が嫌いという点においても同じですが、まあ内海氏の戦争に対する対策というか、その部分は知りませんけども、個人的に僕は
外交で本来は戦争など起こらないと思っているからですね。
たとえば他国に攻め込まれることを恐れて軍事力を強化するということ、そしてその延長で結局は核武装みたいなことを言い出す人は多いのですが、それは恐怖で他国を支配しようという思考回路でしかなくて、恐怖で支配するなんていう思考でいる時点で、戦争はなくならないんですよ。
あくまでこっちがまずは武器を手放して、平和的に武器を捨てることを提案しなければ、他国も武器は捨てませんし、それを認識できる国から率先して実践しなければならないと思っているので、そういう意味で僕はれいわ新選組を支持していた部分もあります。あそこは完全に平和主義で戦争は絶対に反対であり、戦力は最低限の自衛隊、それも基本的には災害時などに活躍するためにあるべきで、戦争は外交によってそもそも起こすべきではないって主張です。
まあ、でもれいわは上記のとおり、そもそもの今の経済ありきでの主張をしている限りは、やはり未来に日本というか人類を救うことは不可能だと感じていますが。。まじで山本氏は応援しているので、ここは悩ましい問題でもありますが、今のままではやっぱり支持は不可能ですね。
で、僕も今すぐの改憲に賛成しているのではなく、実際には内海氏と同じく「いずれ日本、あるいは人類全体の社会が平和になり、闇の利権、支配などによる醜い搾取、カネへの欲望によって、人々や地球に危害をもたらすような人間が支配している奪い合い殺し合いの社会ではなくなり、もっとまともな助け合いや愛、調和による社会が実現したら、その時はみんなでもっとよりよい憲法を考えればいいが、今の段階ではクソみたいな人間が権力を握って好き放題しているので、今は変えるべきではない。だから護憲派なんだ」っていう主張なんですよね。
まあ僕は文章をまとめるのが下手なので、言葉選びに問題はありますが、おそらく内海氏の主張は上記のような感じで、だから護憲派なんだと認識しています。
そして護憲派といっても、今の憲法が完全なものだとも思っておらず、未来永劫この憲法を護りきることこそが正義とも思ってないのだと思います。
そういう意味で僕も同じ考えなんですよ。
少なくともGエQによる何らかの日本人にとっての不都合な文言が、おそらく憲法に含まれていて、少なからずその部分は訂正したほうがいいかもしれないと僕は思っているので、完全な護憲派ではないんですね。むしろまともな人間による改憲というか、全国民が納得する段階で慎重に変えるレベルの改憲でなければ危険だと感じているのは、僕も同じなんですよね。
でも参政党の総憲に関しては、少なからず国民全員で慎重に考えるという話になっていると聞いていて、現段階ですぐにやるというわけじゃなくて、未来の話としていずれそういう風にやっていくべきという未来について語っているということなので、だったら今の段階で他党よりも参政党がもっともまともなことは言っているとして支持している段階なんですね、僕は。
ただ主張的には僕は内海氏と基本的にはほぼいっしょなので、内海氏の主張がそのまま反映されている党が発足するのであれば、僕は支持党を変えると思いますね。
まあ、この改憲に対する考え方に対して、「未来永劫、ずっと護憲でいくべきだ」っていう考えも護憲派だし、僕や内海氏のように「少なくとも今はやべぇやつらに支配されているから、何されるかわかったものじゃないので、混乱があるうちだとか、社会が安定してない段階では絶対に変えるべきじゃない」って発想でも、今の段階では護憲派と言っている人は多いんじゃないかと思います。
れいわ新選組も護憲派でしたが、僕は内海氏と同じ考えなので、そのままれいわ新選組に関しては「現段階で護憲でよい」という気持ちで普通に考えていましたし、参政党に関しては「遠い未来に慎重に、いずれ憲法を変えるのは必要かもしれない」っていう意味で、単純に受け入れてましたが、実際に参政党が政権を取ったらすぐさまに変えるというのは違うと思っています。
ともかく、れいわ新選組。。
個人的には好きですが、やっぱり今のままでは支持はどうあがいても不可能ってことを、認識というか、受け入れるきっかけになった動画だったと思います。
大西つねき氏も絶対ではないと思いますけど、現段階の主張的には僕は好きですし、そもそものなかなかすごい経歴があったりとか、経済についての知識を考えたときに、まあ発言の信ぴょう性は高いのかなと思いますね。