はじめまして。
結婚10年目、アラフォーの男性です。
今日は自己紹介もかねて、最初の記事を書き残してみようと思います。
私はこれまで、自分のことを平凡な人間だと思っていました。
普通の家庭で育ち、進学し、就職し、社会人として働く。
何をもって「平凡」とするかは人それぞれですが、
少なくとも私は、自分をその枠の中に置いていました。
けれど年を重ねるうちに、ひとつの違和感が消えずに残りました。
周囲の人は、それぞれの目的を持ち、
社会の中で自分の役割を担い、
自分というものを自然に引き受けているように見える。
それに比べて自分は、
どこか地面に足がついていないような感覚がある。
成果を出しても、昇進しても、
その感覚は消えませんでした。
むしろ、静かに強くなっていきました。
言い換えるなら、
自分の中に“確固とした自分”が存在していないような感覚です。
環境の変化や、自分の内側の揺らぎをきっかけに、
私は改めて「自分とは何か」を考えるようになりました。
本を読み、考えを書き出し、
AIとの対話を重ねる中で、ひとつ気づいたことがあります。
私は、自分一人で自分を理解しているのではなく、
他者という鏡を通して初めて、自分の輪郭を認識するタイプの人間だったのだということです。
人との関係の中で色を持ち、
関係が変われば、また違う色になる。
その姿は、どこか虹のようでした。
七色で美しく誇らしい、という意味ではありません。
虹は、自分自身では自分を見ることができません。
光と水と、見る位置がそろって、はじめて現れます。
私も同じでした。
昨日は赤、今日は青。
状況や相手によって色を変えながら、
そのたびに「これが自分なのだろうか」と問い続けていました。
どこか幽霊のように、
そこにいるのに、はっきりと名乗れない存在。
けれど今は思います。
私はいなかったのではない。
ただ、自分の名乗り方を知らなかっただけなのだと。
他人という鏡を通して七色の姿を見つけてから、
ようやく私は、自分の輪郭を少しずつ引き受けられるようになりました。
このブログでは、
そんな自分の変化や葛藤を、できるだけ丁寧に言葉にしていこうと思っています。
「あの時、なぜこんなことで悩んでいたのか」
「なぜあんな感覚を抱えていたのか」
過去の自分を咀嚼しながら、
今の視点で整理していく場所にしたい。
同じように、自分の輪郭に迷ったことのある誰かが、
ほんの少し立ち止まるきっかけになれば嬉しいです。
私は、これまでも確かにそこにいました。
ただ、名乗れなかった。
ここからは、少しずつ名乗っていこうと思います。