新聞で見たが、時間あたりの生産性を重視するタイムパフォーマンスという考え方が広まっている。
お笑いの世界でも、笑いの最初のつかみを十秒以内にとることが大事らしい。この加速を決定づけたのはM-1グランプリ。M-1グランプリは、持ち時間4分。昔の漫才は15分くらいがざらだった時代とは真逆である。
この記事を見て、自分の診察スタイルは、15分の漫才のスタイルの方なんだなあと感じた次第である。
このスローだが漢方薬を中心にじっくり治す方針は、これからも変えるつもりはない。世の中のニキビ治療が過激になり、患者さんも忙しくスピードを求めるため、副作用のある治療に傾いている中、私のクリニックは倍速治療はやるつもりはない。