酒さと抗菌ペプチドの関係が注目されている。三十年前は、ニキビと皮脂腺の関係で男性ホルモンが注目され、文献を得るために慈恵医大の図書館にいき、論文をコピーし必死に読んでいた。しかし日本の安い単価のホルモン剤を処方して、逆に悪玉と言われた男性ホルモンの血中濃度が上がっても、ニキビがどんどん良くなっていく症例を目の当たりにした時に、試験管での現象より自分の経験したことを重視すべきだと確信した。それからは論文は参考程度にとどめている。だから、男性ホルモンも、昔ほど重視しなくなったし、抗菌性ペプチドより漢方治療の研究の方が大事だと思っている。ECジェルや炭酸パックをガンガン利用した方が良いですよ。高価なのがネックですが。