つい最近の出来事である。いつもダブルスを組む歯科医のテニスパートナーが、えらく調子が悪く、ミスを連発する。たぶんラケットのせいだねとコートをあとにした。その後、その先生が緊急入院されたとメールで知った。何か体が変だと、テニス後に内科を受診され、両方の腎臓が石にて水腎症になったのだ。何かおかしいと内科に行かれたのは、身体からのSOSが出たのを素早くキャッチされたからである。その能力により、大事には至らず元気にされていて一安心である。いつも患者さんに伝えているが、自分の飲んでいる内服薬や外用薬の効果が弱いと身体からのSOSを直感したら、遠慮なく私に伝えてほしい。すぐに投薬を変更します。特に酒さの赤みの内服薬と外用薬を選択投与する時、私自身が判断を迷うことがあるのです。患者さんからの指摘で、自分のスキルも向上しますので。