ニキビで検索をかけたら「ニキビ研究所」が1位にあった。この1年ニキビ研究所に気をとめていなかった自分に反省し、まず治療の項目の過酸化ベンゾイルの欄を加筆修正することにした。

さらに自分の私見を入れてどんどん自己主張の強いニキビ研究所に変えていくことにする。

例えば黄体ホルモンは、皮脂を増やしニキビを悪化させるホルモンではなくニキビを減らすホルモンであり、一般雑誌の記事の間違いである。

ブログにもアップしたが、高温相になるとニキビや酒さの赤みは増えることや、プロペシアなど男性ホルモン作用を抑制させる薬剤を飲むと顔の脂は逆に増えるなど、一般皮膚科医には気がつかない事実をニキビ研究所にどんどん加筆修正していく決意をした。ニキビ研究所は私の人生をかけた集大成のサイトであり、たくさんの人が閲覧し1位にいる以上当然の責務である。大人ニキビに男性ホルモンが関与していることを日本で初めて報告論文にし、今では常識になったが男性ホルモンが必ずしも悪玉ホルモンでないことを最近自分自身が分かり始め、詳しいことは言えないが自分が動揺している。自分の治療がまた変わり始めている。

ニキビ治療は奥が深く、レーザー治療や皮脂腺を焼いたり、光治療で根治させることはわたしは出来ないと考える。