うちのクリニックにも
赤ら顔の女性の患者さんがたくさん来院する。
世の中に「赤いほっぺの会」「赤ら顔の会」が
存在しているらしい。

酒皶(しゅさ)や酒皶様皮膚炎の症状のひどい方は
顔面が赤くなっていて、飲酒運転の検問で必ず
警察官に呼び止められてしまうそうだ。

また、赤ら顔の若い人もまれであるが
うちのクリニックに来院している。
漢方の治療をしているが、なかなか治療が難しい。
悔しいので、何か良い軟膏がないものかを色々調べていて
ひとつの成分を基に軟膏の処方を思いついた。
しかし、よくよく調べるともうすでに大手の化粧品会社が
特許成分としておさえていた。
やはり大手の開発研究能力はすばらしいと実感する。

うちでも治験してみようと思う。
しかしこの赤ら顔にはドライスキンと脂漏スキンと2種類あり
研究しがいのある分野であるようだ。