FLL2023 東京予選大会レポート | アイズアカデミー活動日記

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山梨甲府・考える力を伸ばす学びの場・アイズアカデミーです。
レゴ®ブロックを使った能力開発、読書作文、国語的算数・速読教室。
ファーストレゴリーグ(FLL)チーム「FIRST FUJISAN」の教室です。
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2023-2024シーズンのFIRST LEGO Leagueの最初の関門、

東京予選大会が東京の成増ヶ丘小学校を舞台に開催されました。

 

東京予選は参加チームが多いため、2日間に分かれて開催され、それぞれ代表チームが決まります。

私たちが出場したのは12/17(日)の第2日程。

 

アイズアカデミーからは、

FIRST FUJISAN with

FIRST FUJISAN Palette の2チームが出場しました。

 

チームは前日から東京へ出発。いつもの甲府駅のいつもの場所で記念撮影です。

 

当日は朝8:30会場。緊張の中にもわくわく感でいっぱいの子供達です。

5月のアーカンソー世界大会に一緒に出場したチームRSのみんなとも再会!

お互いに負けないぞ!と、健闘を誓い合いました。

 

開会式では出場チームが紹介されます。

with もPaletteも立ち上がって大きな声でアピールしました。

そして開会式が終わると同時に、全チームがそれぞれのスケジュールに従って動き始めます。

 

おぉ〜、大学生になったFIRST FUJISANの先輩が早速ピットに応援に駆けつけてくれました。

この日、大会のボランティアとして働いてくれているそうです。

FLLでは、FIRST FUJISAN OBも含めて多くのチーム卒業生達がボランティアで運営に携わってくれています。

素晴らしい文化ですね。どうもありがとうございます!

 

Paletteの方は朝からプレゼンテーション審査とロボット競技がスタートします。

校庭の片隅で練習していますね。

 

withの方は本番が昼からなので、ロボット練習フィールドで調整に入りました。

 

さて、まずはPaletteのプレゼンテーション審査セッションです。

30分間のセッションでは、

問題解決プロジェクト、ロボット設計、コアバリュー3分野のプレゼンテーションや質疑が行われます。

 

Paletteはインフルエンザでメンバー1人が急遽出場できなくなり、

前日に一生懸命プレゼンテーションを組み替え、練習をやり直しました。

5人で運ぶはずだった荷物を4人で運ぶ、5人でやる準備を4人でする、5人でやるプレゼンを4人でやる・・・

本当にドタバタでしたが、なんとかやり通しました。

 

自分たちが頑張ってきたことを、審査員の先生方にアピールできたようです。

 

Paletteは審査セッションの後、すぐにロボット競技も1回目の本番。

あちこち失敗はしていますが、375点の高得点を出すことができました。

この得点は第2ラウンド終了までずっと暫定1位。

 

さあ、withは12:30、ロボット競技からスタートです。

練習フィールドでは安心して見ていられる動きでしたが、本番は本当に何が起きるかわかりません。

思いがけず295点からのスタートとなりました。

 

続いてwithも審査セッションへ。

練習では、伝えたいことが多くてなかなか制限時間に入らなかったプレゼンも、本番ではちゃんと合わせてきました。

質疑も全員が答えていて、しっかりと伝えることができたのではないかと思います。

 

さあ、あとは両チームともロボット競技に集中です!

チーム数が多いので、練習フィールドは思うようには予約が取れませんが、

限られた時間で問題を発見し解決していきます。

特にwithの方は、先輩が問題点を明確にし、調整点を絞り込んでどんどん進めています。

 

第2ラウンド

withは335点。先ほどよりも伸ばしてきました。

Paletteは325点。

コンピュータやセンサーを積んで、プログラミングした自律型ロボットとはいえ、

技術者の緊張や焦りがロボットに影響します。

 

そして両チーム思うような得点が取れていない状況で最終の第3ラウンドが近づいてきます。

練習フィールドで修正しきれなかった事は、ピットに帰ってもみんなで話し合ってプログラム調整を進めました。

 

第3ラウンド。

Paletteはみんなで肩を組んで気合を入れてスタート。

実は審判の方も一緒に肩を組んでくれているんです。審査はもちろん厳しいですが、気持ちの温かさを感じます。

 

第3ラウンドは第1ラウンドと同じ375点。全体の2位となりました。

やはり十分な得点にはなりませんでしたが、終了後、メンバーから自然と拍手が出てお互いの健闘を称え合っていました。

思いがけないトラブルがあって、ルール上とても微妙な状況で審議が長くなり、最終的には認められませんでしたが、認められていたら405点でトップに立てていたなという試合でした。

 

withの第3ラウンドは320点。全体の5位。

得点を伸ばすことができませんでした。

こちらも思いがけないトラブルが起き、審議となりました。

本当に微妙ではあったのですが、できていたらやはり405点でトップだったかな。

でもルールはルールですから、尊重しなくてはなりませんね。

 

全ての競技を終えて、あとは閉会式を待つのみ。

みんなやり遂げた笑顔ですね。

 

結果は前の投稿でお伝えした通り。

FIRST FUJISAN Paletteは総合優勝で全国大会へ。

FIRST FUJISAN withも全国大会出場が決まりました。

アイズアカデミーチームの予選総合優勝は11年連続となりました。

 

1週間前は予選で終わりということも覚悟しましたが、生徒達の、試行錯誤をし続けられる非認知能力の高さは本当にすごい可能性を秘めているんだなと感じました。

 

主催者の皆様、ボランティアの皆様、生徒達に素晴らしい学びの経験をさせていただきありがとうございます!

FLLは本当に意義のある教育の場であると思います。

 

全国大会は来年2/12(祝)に、東京大学で開催予定です。

 

これからも頑張ります。応援よろしくお願いします!

 

アイズアカデミー