5/21(日)
あっという間の3日間が過ぎ、今日は閉会式が行われました。
昨日のブログでもお伝えしたように、
アーカンソー大学で開催されたFLL世界大会Razorback Open Invitational 2023において、
FIRST FUJISAN EnergyとCoding GOATs からなる姉妹都市アライアンスが、
■Robot Alliance Challenge 3rd Place (ロボットアライアンスチャレンジ部門3位)に輝きました!
2チームが共同で戦略を立て、プログラミングし、競技を行うという、困難なチャレンジです。
異言語というハンデもあります。
そして、一発勝負のトーナメント戦で戦える安定性も求められます。
世界から80チームが出場する非常にレベルの高い大会の中で、3位を獲得できたのはかなりの驚きでした。
FIRST FUJISAN EnergyとCoding GOATsは、最高のアライアンスでした。
一緒に素晴らしい時間を過ごすことができました。
今日の閉会式は朝8:30から、アーカンソー大学の歴史的建造物であるギリシャシアターにおいて開催されました。日の丸を担いで颯爽と歩いて行きます。
まだ早い時間だったので、真ん中のいい席に陣取りました。
アライアンスチームのCoding GOATsの席も確保して到着を待ちます。
開会時間が近づくと、今日もまた音楽がガンガン流れて、世界中の子供達が踊り始めました。
FIRST FUJISANはこういう時真っ先に飛んでいって一緒に踊るのが伝統です。
今回も楽しんでくれています。GOATsのみんなも到着して踊りに行きました。
曇りの予想が強い日差しになってきて、あ〜日焼け止め塗ってくれば良かった〜!という感じに。
まずは80チームのメンバー・コーチが表彰台に上がってメダルをもらい祝福を受ける”パレード”がスタート。祝福する方もされる方も全てがチーム、国や文化は違っても、この1年間、同じ目標に向かって頑張ってきた仲間同士です。とても素敵な光景です。
その後、表彰式が始まります。
アライアンスチャレンジ賞は前半の方でした。
3位の発表を聞いて、2チームの子供達と先生達が、表彰台に飛び出して行きました。
1チームで獲る賞はもちろんいいですが、こうして仲間のチームとともに賞を獲るというのはまた嬉しいことです。
そしてコーチ・メンター賞の発表です。
ゆういち先生の名前が呼ばれて表彰台に上がったのですが、これは先生が今回賞をもらったということではなく、すでに殿堂入りしているメンバーとして、新たに殿堂入りするコーチ・メンターを迎え入れるというお役目です。盾を授与させていただきました。
その時の立ち位置から見た会場の風景です。
さて、表彰式のその後ですが、
ロボット競技の部門はなんと390点獲ってもベスト8に入れないというハイレベルな戦いとなっていたことに驚かされました。
また、FIRST FUJISAN Energyがコールバックを受けていたコアバリュー部門では、入賞することはできませんでした。
優勝はカナダのチーム。みんなスタンディングオベーションで賛辞を送りました。
閉式後はそのままダンスタイムに突入し、その中でさまざまなチームと一緒に写真を撮って別れを惜しみ、再会を誓いました。
あ〜、終わっちゃうんだ。でも終わりたくない〜、という気持ちで、みんないつまでもその場に留まっていました。
でも、バスの時間、飛行機の時間が迫ってくると次第に人が少なくなり・・・
最後まで残ったのはFIRST FUJISAN。
寮のお部屋に帰ってきて入賞の盾を手に笑顔のメンバーです。
おめでとう。よくがんばったね!
午後からは6年前はまったく行くことができなかったフェイエットビルの町を散策しました。
大学のOld mainという建物の前を通り、
不思議な花を咲かせている大きな木の横を通り、
ちょっと変わった、ラーメン、寿司、テリヤキの店を見つけ、
汽車の線路を横切り、
ダラスの町探検と同じく、もちろん子供達が先頭に立って歩きます。
あっちかこっちか、どっちの道か、色々考えて進みます。
みんな本が好きなので、たまたま見つけた大きな古本屋さんで本を探したり、
フェイエットビル公立図書館へ行って時間を過ごしました。
古き良き時代を感じさせる街並みが続いています。
この日は自転車競技の大会があり、町の中にフェンスが立てられ、時折すごいスピードの自転車群が周回してきます。
一番の繁華街であるディクソンストリートには多くの飲食店があり、日曜の昼から社交の場として大勢の人が集まって、自転車競技を見ながら会話を楽しんでいる姿が見られました。
帰り道、アーカンソー大学の正門にて。
4日間の世界大会が幕を閉じました。
明日は朝4時出発で日本に帰ります!
最終日のレポートは日本に帰ってから。
つかれと時差ボケとの戦い、そしてやり切ったロス感とどう向き合いましょうか。
良いアイディアがあったら教えてくださいね。
ではまた、日本で会いましょう!