読書感想文の宿題が出たら‥‥その③ | 本の世界へようこそ ふらりと立ち寄りたい ひがっちの小さな本屋さん 比嘉教子

☆三度の飯より、本が好き。
 本が大好き。
「瀬谷の寺子屋 ひがまなび教室」

 塾長 ひがっちです。



 地元の駅前の本屋さんに行った時のことです。



お母さんと小学校の5年生くらいの女の子

を見かけました。


場所は、読書感想文関連の本が

置いてあるコーナー。


「これにする!」とその女の子は、

一冊の本を手に取りました。

『あ、その本、面白いよ!オススメ!』

声には出しませんが、思わず呟きました。ニコニコ


「それ、3、4年生向けって書いてあるよ。

アンタ、5年生だからダメ。」

間髪入れずに、お母さんからダメだし。


コレ、絶対にやらないでほしいことです。


もし、本を読み慣れていて、

学年相当の本でも読めるお子さんならば

「学年に合った本を読んでみたら?」と

アドバイスしても大丈夫かと思います。


 学年相当の本でなくても、

まずはお子さんが『この本読みたい!』

『この本なら読めそう』

などなど考えて持ってきた本を

ひとまず、受け入れてほしいと思います。


 そして、できたら保護者の方々には、

パラパラでも良いので、その本を読んでいただきたいです。

お子さんが今、興味を持っていることが、

その本からわかるかもしれません。


「なぜ、この本を選んだのかな?」と

お子さんに教えてもらうのも良いと思います。

あ、そうやってインタビューをしておいたら、

お子さんが感想文を書くときに、

「この本を選んだ理由を感想文に書くといいんじゃない?」とアドバイスできます!



 読書感想文教室を続けていますが、

お子さん達は、それぞれに自分が読みたい本を

しっかり見つけてきてくれます。

「これ、他のみんなにもオススメしていい?」と

言いたくなる本もたくさんありました。


 どうしても「学年相当の本で書くこと」などの制約がある時は仕方ありませんが、もし、特にそんな制約かなければ、本選びはお子さんにお任せで良いのではないでしょうか?



読書感想文の宿題をきっかけに

楽しい本に出会っていただきたいと思います。



読んでいただき

ありがとうございました。


*写真は、最近、子供さん達から教えてもらった絵本です。