日々一冊 32 | 本の世界へようこそ ふらりと立ち寄りたい ひがっちの小さな本屋さん 比嘉教子

三度の飯より、本が好き。

本が大好き!
国語の先生、ひがっちです。


☆「いまを生きる」

N.H.クラインバウム 作

佐々木早苗 訳

丹地陽子 絵

ポプラキミノベル (ポプラ社)



昨日、本屋さんで見つけた一冊です。

1959年のアメリカ。

とある名門の男子校に

1人の新任教師がやってきます。

彼は、この男子校の卒業生です。

古い男子校の教員達に慣れ、

伝統校の中で、本当は少し不満な気持ちを

持ちながらも、

「育ちの良い素直な生徒」でいる男の子達。

そんな男の子達が、ちょっと?

いや、大いに型破りな教師と過ごすうちに、

いろいろな面で影響を受けて、

少しずつ、それまでの自分から変わっていこうとします。


「いまを生きる」は、以前に映画化されております。

また、小説も別に翻訳されたものが出版されております。

これが、以前に出ていたものです。


今回手に入れたものは、

小学校の高学年から読めるように書かれています。


大人になるまでに、

お子さんたちは、沢山の人たちに出会うと思います。

いい影響を与える人もいるでしょうし、

そうでない人もいるでしょう。 

友達や大人との関わりで考え込んだり、

悩んでしまった時に

この本を手に取ってもらえたら良いかなと思います。


10歳をこえたお子さん達。

お子さんをお持ちの保護者の方々。

これから学校の先生になってみようかな?と思っている方々。

また、上の条件にあてはまらないけど、なにか一冊読みたい方々。

オススメです。