機能性ディスペプシア
機能性ディスペプシアをご存じですか?
あまり耳にしたことがないのではないでしょうか。
日本人の約25%は機能性ディスペプシアと言われています。
以前は胃下垂とも呼ばれていました。こちらの方が馴染みがあるかも知れませんね。
命に係わるような病気ではありませんが、美味しくご飯を食べられなくなるなど、生活をしている中で支障がでる病気です。
他にも、嘔吐、嘔気、ゲップなどの症状もみられます。
機能性ディスペプシアのタイプ
①食後愁訴症候群
- 普通の食事でも胃のもたれ感がある。
- 早期満腹感のために普通量の食事を食べきれない。
- 少なくとも週に3日起こる
②心窩部痛症候群
- みぞおちの痛み、みぞおちの焼けるような感じがある
機能性ディスペプシアの予防法
この上記のような症状の予防として
- 十分な睡眠、ストレスを貯めこまない
- 食事は1日3回食べる
- よく噛み暴飲暴食をしない
が挙げられます。
また、脂肪の多い食事、香辛料、甘味菓子、タバコ、アルコールなど消化に負担をかける食べ物や嗜好品を控えることも大切です。
機能性ディスペプシアは、放っておいて良いことはありません。
最近胃の調子が悪い人は、生活習慣や食事を見直してみましょう。