ぶどう農家の子育て日記 -2ページ目

ぶどう農家の子育て日記

お婿様と息子氏と、愛犬きなことの日常。

入院生活、1番悩まされたのは副作用でした。

リトドリンの副作用ってすごくきつくて、手の震えと動悸、身体のほてり等々…

それと同時に、ニフェジピンという錠剤の服用。

これが本当に面倒で、元々は血圧を下げる薬らしく、子宮収縮にも効果があるんだけど、血圧が正常の人が服用すると下がり過ぎてしまうっていう可能性が。

一日5回の服用、そしてその後の血圧測定。

薬の殻と血圧の結果を看護師さんが確認しにきてくれます。

夜中12時が1番面倒だった…そして次は朝6時。

気になって眠れない。


点滴が漏れて1日に2回差し替えたり、ベッドがかたくて腰が痛すぎて寝れなかったり…。


入院して一週間過ぎた頃、MRI検査で癒着胎盤が無いかどうか確認しましょうという事になり、検査。

癒着だけはしてませんようにと願ったけれど、癒着あり。

この病院では出産難しいので、大学病院へ転院になりますと説明があり、急に不安でいっぱいになった。


その日の夜、なんかもう色々怖くて涙が止まらなくて、自分は息子の顔が見れるんだろか、出産直後に死んでしまうんではないかと不安で仕方なくなり、思わずナースコールを押してました。


その日の夜勤がたまたま担当の看護師さんで、忙しいだろうに本当にゆっくり話を聞いてくれて。

「母子の命を守るために私たち助産師がいるんですよ、大丈夫です!」

その言葉にとても勇気づけられた。

きっと私の方が年上だろうに、わんわん泣いてしまってはずかしかったけど…頑張ろうと思わせてもらった。


でも数日後、そんな優しい助産師さん、看護師さんがいた病院を離れ、救急車で大学病院へ転院となりました。

寂しかったーーー。


転院先の看護師さんの計らいで、約2週間ぶりに旦那氏と会えて少し会話もできた。

それまでは、荷物の受け渡時に病室の窓から見えるとこにきてもらって手を振るくらいだったので(笑)


新しい病院は大部屋でした。

病院食が質素すぎて……

メイン温泉卵って…なに…?え…?

っていう。

そしてご飯に悩まされる大学病院での入院生活が始まったのでした。


リトドリンで手が震えている図


温泉卵がメインディッシュの晩御飯


次回、自己血採取と個室移動!


今回もお付き合いいただきありがとうございました!




前回色々つわりについて書きましたけども、ほんと世の中の妊婦さんみんなすげぇやって思ってますよ。

私よりずーーーーっと重いつわり経験された方なんて沢山いらっしゃるだろうし。

妊娠してみて分かったけど、産休ってさ、妊娠発覚してすぐ欲しいくらいだよね。

そのくらい初期からずっと大変だよね。


…ということで、

モヤモヤ25週を迎え。

お腹の張りや痛みや腰の痛みで悩まされていた11月上旬、朝方トイレに起きた時に出血しました。

真っ赤。鮮血。

怖くて震えながら旦那氏を起こし、病院へ電話。

すぐ来てください、入院の準備もしてきてくださいって言われて、さらにあたふた。

怖くて身体ぶるぶる震えながら車に揺られてた。


病院ついてすぐ検査、頸管長は2.4センチだった。


えぇ〜…一週間でそんな短くなる…?


コロナだからさ、旦那氏付き添いできても病室の中までは入らせてもらえないわけ。

廊下で待たされてるんだよね。

結構な時間かかってたし、待ってるだけできっと疲れちゃってただろうと思う。

そして医師に色々と捲し立てるように説明される。


前置胎盤は前から言われてたけど、全部子宮口に被ってる全前置胎盤だということ。

その上切迫早産なので、出産まで絶対安静。

もしかしたら子宮の壁を突き破って、他の臓器にまで胎盤が癒着している可能性があること。

体外受精の場合ただでさえ出血が多いのに、さらに多くなる場合があること。

そして癒着している場合、ここの病院だと無理なので転院しなければならないかもしれないということ。


その他諸々…治療のアレコレやら、使う薬の説明、必要書類のサイン。頭全然回らないまま、ハイ、ハイ、ってから返事してましたね…。

即入院が決まってすぐ点滴。リトドリン。

ご存知の方も多いだろう。とにかくすぐ副作用の手の震えと顔の火照りがきた。

サインするのに手が震えて全然書けないの。

こんなすぐ出るんですか?って聞いたら、出ますねーって。そうですか…。


この日、11月5日。ここから2ヶ月間の入院生活が始まった。

そしてもちろん、点滴も2ヶ月間ずーっとつけっぱなし生活。

 いまだに手首のルート跡、消えません。


これは血管痛とテープかぶれで、入院10日で既に瀕死の状態になった私の手首。


痛かったし痒かったなぁ…。


読んでくれた方、今回もお付き合いいただきありがとうございました。

もうちょっと続きます。




妊娠判定陽性もらって、もう既にその時つわりが始まってた私。

仕事は1番忙しい時期だし、暑いし、胃もたれかも…って思ってたらそれがつわりだった。

なーんか胃が気持ち悪いな〜から始まって、結構早い段階で飲み物を受け付けなくなった。まともに飲めるものは何一つなかった。これが出産するまで約半年続くなんてこの時の私は知る由もない…。


6月までの外仕事はとにかく休みながら、旦那氏にフォロー頂いて無事終わり。

7月からは出荷作業だったので、家で座って出来るから楽だな〜なんて思ってたけど。

飲み物飲めない、食べられるのに夕方以降吐きまくる、夜眠れない。で、何回か点滴にお世話になった。

けど、ケトン体は正常値で入院するほどじゃない。

そりゃそうだよね〜、だって食べてるもん。

朝昼食べて、夕方それを吐くって感じ。

ほんとに夕方以降が魔の時間だった。

犬の散歩に出掛けて、畑道の隅っこに吐いた事もあった(汚なっ)

ピークの吐き気は安定期を迎えても治らず、この頃には咳き込んだりむせたり、少しの刺激でオロロロロってなってた。

買い物行ってスーパーのトイレに何度もお世話になった。

普通の胃もたれってどんなんだったか忘れたし、気持ち悪くない普段の感覚もわからなくなってきてたね。

終いにゃ夏で喉が乾くのに何にも飲めない。

とにかく検索しまくって、炭酸飲料だの、飲む酢だの、これ飲めましたよ!ってものは何から何まで試したけど何も飲めず。何飲んでも苦いし胃が気持ち悪くなるんだよね…

唯一氷だけは舐められたので、喉が渇いたら氷ガリガリしてた。

あとは、ほんっっっとに梨にお世話になった。

昨シーズンだけで30個ぐらい食べたんじゃないだろうか…?

梨の季節が終わったらりんごだった。

ぶどう農家だけど、ぶどうは食べるたび吐いてた…アハハ。


9月の繁忙期を終えて、ひと段落ついたところで私はひと足早くまったり休ませて貰いつつ事務仕事などしていた。けど、なーんかお腹が引っ張られる感覚。

思い返すともう9月末から始まってたお腹の張り。

10月上旬あまりにも頻回なお腹の張りに、病院に連絡。すぐ来いと言われて初めてのモニター。

「この山になってるところがお腹が張ってるサインですよ」って。

10分間隔じゃーん、もうそれ陣痛じゃーん。

って。

でも、この日はとりあえず様子見で帰される。

頸管長はまだそんなに短くなってないし大丈夫でしょうー、って後日の検診でも言われて、なーんかモヤモヤしたまま25週を迎えたのでした。


愛犬きなこ。体調悪いと心配してこうやって寄ってきてくれてた…優しい…なのに…

獣臭で吐く私。その節はごめんよきなこ…