続・何のために生まれてくるのか | 法友(とも)へ

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マイトレーヤは兜率天にいる。

 

初めて聞いたとき、あれ?

 

どういう事だ、と思ったものだ。

 

 

皆さんご存じのように、天界は六つの世界に分かれている。

 

兜率天は四番目。

 

まだその上に、楽変化天、他化自在天という二つの世界が存在する。

 

釈迦牟尼の次に人間界に降誕し、衆生を救済する偉大な如来が一番上の世界にいない。

 

なんとも不思議な話だ。

 

 

で、天界がどのような構造になっているのかを見てみれば、なんとな~く答えが見えてくる。

 

この天界についてとりわけ興味を持っていた歴史上の人物といえば、やはり織田信長だろう。

 

出陣前に敦盛を舞う。

 

時代劇でもお馴染みのシーンだ。

 

人間五十年 

下天のうちにくらぶれば

夢幻のごとくなり

 

 

下天、すなわち一番下の天界、第一天界・四天王天。

 

この四天王天の一日は人間界の四百年。

 

四天王天に比べれば、人間の一生の五十年など一瞬に過ぎない。

 

そんな信長も、いつしか第六天界の王、第六天魔王を名乗り始める。

 

いや、めっちゃ寿命伸びたやん。(笑)