知らない人もいるかと思うので一応解説。
スコープ越しだと手を伸ばせば触れるんじゃないかと思うほどはっきり目の前に見える。
ゴルゴ13でお馴染みの丸の中に十字線がある。
で、ここからが問題。
スコープは銃身の横に付いているので、見えたままの位置に弾丸が飛ぶのではない。
十字線と弾道を一致させるためにどうするか。
昔懐かし三角関数を思い出すだろう。
そのためにはターゲットまでの距離を知る必要がある。
レーザーを使えば正確に測定する事が出来る。
だから犯人は距離計を持っていた。
あれだけの近距離では狙いを外しようがない条件が揃いすぎているのだ。
なのになぜ、犯人は外したのか。