トランプが右を向いたから助かったという報道がされているようだが、これは正しくない。
トランプは右を向いてから、頭を前に倒している。
つまり、前に倒したから助かったのであり、単に右を向いただけなら頭を撃たれていたはずだ。
ここにも、そもそもおかしなところが存在する。
あれだけの短い距離で、犯人の照準があまり正確ではない。
犯人が正確に頭の中心に狙いを定めていたなら、トランプがあの程度頭を動かしたところで右側頭部に弾丸が命中していたはずだ。
犯人が距離計を持っていたという事はスコープを使っている。
140メートルは日本の自衛隊にとってスコープ無しでも必中距離らしいのだが、なぜ犯人はスコープを使いながらあの程度の照準だったのだろう。
狙いを定めるのに十分な時間があったはずなのだ。
しかも、一発目を外した後、棒立ちのまま動きが止まっていたトランプに対して、狙いを修正することなく外し続けた。
2発目、3発目で修正していれば必中であったにもかかわらずだ。