説法 | 法友(とも)へ

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コメントがあったのでちょっと補足しておこう。

 

 

オウム真理教における成就者と呼ばれる存在は説法ができる。

 

はずだ。

 

たぶん。(笑)

 

 

自分の場合だと、成就認定の後に24時間の立位礼拝を行った。

 

ま、1日は何時間だっけという話ではあるが。

 

次に麻原の説法を全て10回読む。

 

こうやって集中的に読んでいると、似たような説法がどこかにあったなと気が付く。

 

それが1年、2年と間隔がいていたりするのだが、お互いに説明不足の部分を補っていたりする。

 

で、2、3冊広げて同時に読んだりして理解が深まる。

 

次に支部活動に配属されるのだが、そこで麻原から与えられる課題が、1日に3回の説法をするというものである。

 

まあ、いつもの事で無理難題を押し付けられる。

 

大勢の前で説法をしたのは200回ぐらいだが、道場にやってくる信徒を捕まえての説法は1年間で1000回を超える。

 

で、同時にシャクティーパット準備コースが3時間を3回、それにプラス6時間の深夜セミナー。

 

合計15時間の行法指導の合間を縫って毎日説法のネタを考えなければならない。

 

まさに昭和のスポ根マンガに出てくるような1000本ノック状態。(笑)

 

そして、深夜セミナーの1時間のビデオ説法。

 

これは神仙の会の頃の説法をすべて繰り返し見る事が出来た。

 

これは説法テープでも同じなのだが、説法の後の質疑応答がとても重要。

 

 

これだけの特訓を続ければ、大抵の人間は原稿なしでもいくらでも説法が出来るようになる。

 

当たり前の話だ。

 

しかもそこにオウムに出会う前に仕入れた仏典やヨーガ経典、その他精神世界や心理学など数百冊に及ぶ知識が加算される。

 

一般人には信じられないだろうが、オウム真理教の成就者というものは一種の怪物達なのだ。