オウムという言葉は何を表しているのかと言えば、それはシヴァ神である。
ブラフマン・ヴィシュヌ・シヴァで、宇宙の創造・維持・破壊なのだが、シヴァは三位一体なのでブラフマン=シヴァ、ヴィシュヌ=シヴァである。
この三位一体をヨーガではダッタートレーヤと呼ぶのだが、オウムではこれを単にシヴァ大神と言っている。
わざわざ大神と言わなくてもいいはずなのだが、幹部連中が無智の上に無恥であったために麻原の怒りの説法によりシヴァ神はシヴァ大神となったのである。
ここから分かるように神というものは一つしかない。
一神にして多神というのはあくまでも文学的表現であり、実際には一つしかない。
そして、その一つの金剛身、本性身、報身、法身、変化身が無数にあり、それぞれに名前が付けられている。
一つしかなく比較する二つ目がないために、全てであると同時にゼロであり、極大にして極小という事となる。
こういった基礎的な知識がないと、ヨーガというものを全く理解できなくなってしまう。
ま、何が何だかさっぱり分からないんだろうけどね。(笑)