ま、わたしの魔境の感想とか、オウムとクンダリニーの補足とか書いてきたけど、自分にとって当たり前の事を知らない人に説明するのって難しいよなあ。
僕にとっては常識と言ってもいい事なので、他人が何が分からないのかが分からない。
フェルマーの最終定理を説明するのに、1+1=2から始める人はいないのと似ているかもしれない。
だけど、大勢の人たちがオウムについて語っているけど、みんな1+1=2を知らないんだよなあ。
オウム真理教について考え、悩むのは大いに結構だと思う。
しかし、情報の絶対量が明らかに不足している状態では、そこから導き出される結論は到底正しいものとは思えない。
まあ、人は事実ではなく、自分が納得できる解釈を求めているだけなんだろうけどね。
情報量の不足、それはつまり教義を理解できていないという事になるのだが、それ以上に問題になるのは修行のレベルの低さだ。
ダルドリーも起こせないような幼稚園児以下のレベルではどうしようもないが、広瀬や土谷(豊田だったかも)といった大幹部たちも起こせなかったようだから、まあ、しょうがないのかもしれない。
ま、完全なダルドリーを起こし、光に没入出来るようになって初めて、麻原が力を持っていた事を理解出来るんだけどね。