この教祖相変わらず話が面白くない。
麻原の勤勉さを少しは見習って欲しいものだ。
一般人は30年前の事など何も知らないと思うが、麻原はその勤勉さによる仏典の膨大な知識と深い理解によって有識者達から絶賛されていたのだから。
てか、そんな状況で話はしないんだけどな。
家族に会いたくて辞めたいというのは矛盾している。
家族に会いたいのならそもそも出家などしていない。
家族に対する情の引っ掛かりというものは、家族から愛情を受ける事が無かったというものであり、会いたいというよりもむしろ縁を切りたいという気持ちが強すぎる事を言うのだ。
また、燃やしてるけど、火力が弱いんだって。
そんなんで灰になるわけが無かろうが。
それにしても、ウグイスの鳴き声がのどかだねえ。
最後の方、なんやかやごちゃまぜやな。
まあ、オウムの場合こんな葛藤が起きないようにうまくやっていたのだが。
昼間はあかんやろ。
それに肉親に直接は無い。
やらせるなら後方支援だけだ。
そして、事後報告。
ナイフはダメ、血を見るのはダメだ。
お父さん強い、てか、テロリスト弱っ!
武術訓練しとらんのかい。
もっと腕に覚えのあるやつを使わにゃ。
全然だめだな、倒れている男がすぐにナイフを拾って刺さないと。
下手な三文芝居だ、話のつじつまが合わない。
ハッピーエンドは物語の死である。
そんなセリフを思い出した。
せっかく作るのならもう少し何とかならなかったのかと思うが、オウムを知らない若者向けの作品という事だから、これはこれでいいのかもしれない。