好きなんだよなあ、この映画。
不遇の天才の物語って、どうしてこうも面白いのだろう。
4色問題。
コンピュータを使っても計算終了までに4年を要した難問。
未だに誰も論理的に証明できていない。
それを計算式だけで証明せんとする、まさに天才中の天才。
しかし、その天才も人生の成功者となる事はなかった。
才能も努力も関係はない、成功するためには運が必要なのだという厳しい現実を教えてくれる。
生きる希望をなくしてしまった不遇の天才が出会ってしまったぬくもり。
その大切なものを守るため全てをなげうつ。
ストーカーの汚名を着せられ、殺人者になってまで。
しかし、その希望はもろくも崩れ去ってしまう。
このラストシーン、好きなんだよなあ。
堤真一と松雪泰子のW主演の最大の見せ場。(笑)
いやあ、楽しみだ。