トマトの収穫は累計10個。
あまり実がなっていない。
酸素不足により根腐れが発生しているのなら、なんらかの対策をすれば大丈夫なのではないだろうか。
ただし、酸素不足が原因で無いのなら、それは結構大変な事になるのかもしれない。
野菜の栽培は基本的に日当たりのいいところで行う。
したがって気温が40度だとして、液肥もまた同じぐらいの温度になっている。
本来なら、水は放射熱で空気よりも温度が低いのだが、密閉された空間の中ではそれは期待できない。
循環式の場合、液肥の中にポンプが入っているためにポンプから熱が発生し、液肥の温度は気温よりも高くなる。
土耕栽培なら土の中の温度がここまで高くなる事はないはずだが、ずっと風呂に浸かっているような状態が続いたら野菜はそれに耐えられるのかどうか。
根腐れの原因が酸素不足ではなく、液肥の高温状態にあるとしたら、これは相当に面倒な事になる。
続いて、酸素不足が原因だとしたらどうなるのかだ。
ここで、不思議な気がするのではないだろうか。
酸素不足って何だ?(笑)
である。
日常生活を送る上で、酸素不足について考える事はない。
暑い日も寒い日も、晴れた日も雨の日も、酸素不足について心配する必要はない。
ところが、水の中はそうではないのだ。