アブラゼミに続いてニイニイゼミが鳴き始めた。
戻り梅雨も開けて、いよいよ本格的な夏到来という感じだ。
まもなくミンミンゼミがうるさい鳴き声を響かせる事だろう。
スイカの苗の片付けをやっていていくつか気付いた事がある。
根が少し茶色っぽくなっている。
液肥も同様に少し濁っている。
で、これはニワトリか卵かという話になる。
まあ、修行者の皆さんならニワトリと卵の答えは分かっていると思う。
それは同時に現れて同時に消えるのだ。
根腐れを起こしたから液肥が濁ったのか、それとも、液肥が濁ったから根腐れを起こしたのか。
普通に考えて、根腐れが先だろうなあ。
で、色々調べてみていくつか分かった事がある。
まあ、仮説の段階ではあるが、おそらく酸素不足で根腐れを起こしている。
土耕栽培だと水のやりすぎが根腐れの原因である。
農作物の栽培において、理想の土の状態は土、水、空気が1対1対1であるとされる。
水をやりすぎると空気の部分に水が溜まり、酸欠になって根が腐る。
しかし、まてよ、だ。
小学校の理科の時間に光合成について習ったのだが、その時に植物も葉から酸素を吸って二酸化炭素を吐き出して呼吸を行っているという事だったはず。
という事は、ここから導き出される結論は、根から吸った酸素は茎や葉に送る事は出来るが、葉から吸った酸素は根に送る事はできない。
そういう事になる。
根は根自体で葉とは別に十分な酸素が供給されなければ枯れてしまう。
ではいったい、どのぐらいの酸素が必要なのだろうか。