解説の続き | 法友(とも)へ

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魂から離れる事が涅槃であるという事は、カルマの主体であるのが魂なのだから、涅槃すれば当然にカルマの影響を受けない。

 

そして同時に、輪廻転生の主体でもある魂がないのだから、当然に弟子と一緒に転生する事はできない。

 

逆に言えば、弟子と一緒に転生するという事は、涅槃しておらずカルマの法則から逃れる事はできない。

 

これが、カルマの法則において全ての魂は平等であるという事なのだ。

 

こんな事を書いていると、またこいつはマインドコントロールが解けていないとかいう輩が出てくるが、これはワシの考えではなく麻原の頭の中を説明しているだけである。

 

麻原の頭の中が分からなくて、なぜ事件が起こったのかを理解する事はできない。

 

まあ、麻原の頭の中と言っても、結局は原始仏典とヨーガ根本経典をベースとしてはいるのだが。

 

 

で、救済者は涅槃しないので、当然に輪廻転生しカルマの影響を受ける。

 

では、グルは何をするのか?である。

 

どんな人間であっても、100%悪業だけという事は有り得ない。

 

また、どんな善人であっても100%の善業もありえない。

 

つまり、来世がどうなるかは、どのカルマが現象化するかは、転生してみなければ分からないのだ。

 

で、そのわずかでもある善業を現象化させ、良い転生へと導く能力を持つ魂をグルと呼ぶのだ。

 

しかし、グル自身もたとえ人間界へ転生したとしても地獄のカルマはそのまま持ち越す事になる。

 

地獄のカルマを全て精算できるのは涅槃した場合のみ。

 

したがって、地獄のカルマを持ち越したまま人間界に転生するのなら、これも当然に不幸・不遇の人生を送る事になる。

 

それが、救済者の定めなのだ。