1年をふり返って その5 | 法友(とも)へ

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続いて、薩長同盟について。

 

同盟の契約書に坂本龍馬のサインがあるのがその根拠とされてきた。

 

ただ、そのサインがある場所が、契約書の中ではなく裏面である。

 

しかも、この契約書を作ったのは木戸孝允である。

 

まあ、桂小五郎という呼び名のほうが馴染みがあるが。

 

 

木戸孝允が作った契約書に坂本龍馬がサインをする。

 

これは、野田正悟師が作った賃貸借契約書に、上祐正大師が「ワシのサイン入れといたろ。プレミア付くで~。」と言っているようなものである。

 

もちろん、そんなものは無効であり、ただ邪魔なだけである。

 

 

しかも、この書類は同盟の契約書ではない。(笑)

 

その中身は、長州から薩摩へのお願い事を箇条書きにしたものである。

 

どういう事かというと、実はこの書類が作成された前の年にすでに同盟が結ばれており、経済的に豊かな薩摩に長州が助けを求めていたという事である。

 

薩摩は貿易でボロ儲けしていたのだが、これは現代ならもの凄い脱税になるんじゃなかろうか。

 

 

というわけで、坂本龍馬は薩長同盟に無関係である。

 

まったくひどい話で、大政奉還も薩長同盟も坂本龍馬は関与していない。

 

これでは教科書から消えるのも時間の問題だろう。

 

龍馬暗殺についても、ファンにとって悲しい事実が明らかになってきているが、それは書かないでおこう。