1年をふり返って その4 | 法友(とも)へ

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船中八策を作ったのは坂本龍馬ではない。

 

なんでそんな事になったのかであるが、歴史に詳しくない人間の認識としては、明治維新の立役者と言えばやはり薩摩と長州であり土佐は蚊帳の外である。

 

佐賀藩にいたっては、もはやそんなやつおったか、みたいな扱いである。

 

 

そんな訳で、自分たちもしゃしゃりでたい土佐の小説家が、明治時代に坂本龍馬の小説を書いたのが事の始まりである。

 

これが庶民に大受けした。

 

現代でも、鬼滅の刃や呪術廻戦は庶民に大受けしているが、誰もそれが事実だとは思わない。

 

ところが、情報量の少なかった明治時代には、人々はそれを事実として受け止めてしまった。

 

これがマインドコントロールの始まりで、これ以降の小説やドラマはこのフィクションをベースとして制作される事となった。

 

 

そこへさらに追い打ちをかけて、この小説家が大正時代に作ったのが船中八策である。

 

日本国民みんなが騙されていたわけだ。

 

なんて悲しいんだ!

 

それにしても、本家の日本人が知らなかった事をアメリカ人が先に知っていたというのが驚きではある。

 

 

だけど、歴史小説って面白いんだよねえ。

 

「敵は毛利にあらず、本能寺にあり。」なんて、もう設定が巧すぎる

 

 

ま、全ては幻影だという事で。(笑)