終末と救済の幻想3 | 法友(とも)へ

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それでは、順番に読み進めていって、目に付いた事について書いていこう。

 

 

p2

「麻原とオウムを駆り立てた衝動は、決して彼らに限ったものではない。」

 

これは明らかな間違いである。

オウムは、オウムだけが他の集団とは違う。

それを分かつものは、修行そして解脱である。

 

p3

「オウムが核兵器や、・・・」

 

オウムには核兵器を作る能力はない。これはただのハッタリである。

 

p3

「世界を救うために世界を破壊・・・」

 

オウムは世界を救うつもりはない。

救われるのは修行をした魂だけであり、それは個人の問題である。

オウムが破壊しようとしたのはこの世界ではない、欲六界全てである。(笑)

 

p4

「ハルマゲドンの引き金・・・」

 

いや、もう、バカバカしくてお話にならないが、地下鉄でテロを起こしたところでハルマゲドンなど起こるはずもない。

小学生でも分かるんじゃないかと思う。

 

p5

「心理的な支配力をふるっているグル・・・自分をいかにして開放する・・・」

 

まあ、人それぞれだとは思うが、個人的には支配も開放も関係ない。

そこにあるのは自分の意思だけである。

 

p6

「グルイズム・・・」

 

この言葉が使われるようになったのは後になってからだと思う。

当時は特にその様な感覚はなく、どこにでもある組織の一員として行動していただけだ。

オウムが事件を起こしていた事を知っていたのはごく一部の幹部だけだったのだから、組織のやり方に逆らうほうが不自然である。

不満がある者は辞めればいいだけだ。

 

p6

「ポア・・・犠牲者に利益をもたらす殺人・・・」

 

完全な間違いである。

麻原は最初に、救済は本人の修行による解脱だけであると説いている。

これに矛盾する全ての考え方は教義ではなく方便である。

もし、利益があるとするなら、それは犠牲者にではなく、ポアした側にでなければオウム真理教の教義は根底から崩壊する事になる。

 

p9

「カルトのグルは、全でもあり、また、無でもある。」

 

ヨーガにおいて、グルは導く者であり、その実態は空である。

現象がどうであるかはどうでもいい。

 

p12

「隻眼の子供」

 

くだらない。

生活環境が人を構成するのは表面的な部分に過ぎない。

本質的な部分は生まれながらに決定している。

麻原は生まれながらにして麻原だったのだ。

もし麻原が恵まれた環境で育っていたなら、麻原本人が言っていたように東大卒業、官僚、国会議員、総理大臣、このルートでどこまで行けるか分からないが、教祖になるより遥かに大きな悪事を成し遂げていただろう。

 

p20

「クローン」

 

まあ、これも勘違いだな。

麻原のクローンではなく、成就者のクローンである。

人間コピーしてどうすんだって話。

ただ、PSIは完全な失敗作。

麻原の脳波じゃなくて筋電位を取り出してるものだから、電流が流れすぎて頭が禿げたり焦げたりした。(笑)

 

p24

「酸欠・・・」

 

そんな単純なものでもない。

酸欠も重要だが、それ以上に重要なのが二酸化炭素濃度の上昇。

それと入れ替わりに起こる、急激な酸素濃度の上昇。

この繰り返しなのだが、世界の誰もこんな事について研究した学者はいない。

 

 

はぁ~、なんか全然進まないなあ。

 

久々にオウム本読んだので細かい事に目が行ってしまうのだろうか。

 

次からは、どんどん飛ばしていこう。